アメリカのクリスマスケーキ！定番や人気があるのは？

今年は、クリスマスにどんなケーキを
食べる予定ですか？

クリスマスイブになって、
あわてて、クリスマスケーキを買いに走る？

しっかり者さんは、デパ地下やコンビニの
限定クリスマスケーキを、すでに予約済みで
余裕シャクシャクかもしれません。

私にとって、

クリスマスケーキ　＝　いちごのデコレーション

脳内では、それが定番になっています。

あなたは、毎年、クリスマスケーキを変える派？
それとも、定番で、毎年同じケーキを食べる派？

どちらですか？
お気に入りのクリスマスケーキはありますか？

ところで、アメリカでは、クリスマスに
どんなケーキを食べるのでしょうか？

じつは、思いもよらぬ、意外なデザートが
クリスマスの定番なのですよ。

知ったら、びっくりするかも。

アメリカのクリスマスケーキの秘密を
今日は暴露しちゃいます。

では、お茶でも飲みながらどうぞ！

アメリカのクリスマスケーキの定番

アメリカでは、日本と違って、多くの移民の
ひとたちが集まってできた国です。

そんなわけで、バックグラウンドや食生活は
ほんとうにバラバラです。

クリスマスの料理は、日本のおせち料理のように、
みんなが同じようなものを、食べるわけではありません。

クリスマスの料理に、アメリカでは何を食べるのか？
興味があれば、ぜひこちらの記事に寄り道してください。

クリスマス！アメリカではどんな料理を振る舞うの？

じつは、クリスマスの定番ケーキは存在しません。

例えば、イタリアからの移民が多い、ニューヨークでは
イタリアのパッネトーネというケーキが
クリスマスの時期にたくさん売られています。

でも、ハワイでは、スーパーの隅に、
ちょこっと、置いてあるだけです。

ハワイでは、ニューヨークに比べて
イタリア系の移民が、全然少ないからです。

そんなわけで、クリスマスの料理と同じように
自分の国が、もともと、どこなのか？

それによって、クリスマスのケーキは
様変わりしてしまうのです。

イギリス、ドイツ、イタリアの
代表的なケーキをあげてみますね。

家庭により、食べるケーキはそれぞれです。

しかし、日本のケーキとの大きな違いがあります。
共通して、どこの国も、見た目は地味なケーキなのです。

色も茶色系で、ケーキの上に、
生クリームなどの飾りもなしです。
チョコレートのメッセージなんてありません。

サンタさんも乗っていません。

子供たちが見ても、がっかりする見た目です。
もちろん、子供たちには、人気がありません。

見た目では、日本のクリスマスケーキが
圧勝することは確かです。

日本と違い、アメリカではクリスマスケーキは
地味で、目立たない存在なのです。

アメリカではクリスマスケーキを食べない？

それぞれのお国によって、いろいろな
ケーキがあります。

しかし、クリスマスにクリスマスケーキを
必ずしも、食べるわけではありません。

もちろん、お店や、スーパーでは
パネットーネ、シュトレン、ブッシュドノエル
などの各国のケーキは売られています。

しかし、アメリカでクリスマスの定番と言えば？
ケーキではなくて、クッキーなのです！

クリスマス　＝　クッキー

クッキーが、アメリカのクリスマスのお菓子なのです。

びっくりした人も多いかと思います。
意外でしたか？

しかし、このクリスマスクッキーは
サンタさんを待っている子供たちにとっては
なくてはならないものなのです。

どんな秘密があるのでしょうか？

アメリカのクリスマスクッキーとは？

アメリカのほとんどの家庭では、
クリスマスのお菓子として、クッキーを用意します。

クリスマスの時期になると、インターネットや
雑誌でも、クリスマスクッキーの、
レシピの特集が多く見られます。

• クリスマスクッキーの特徴は？
• 何か特別なクッキーなのでしょうか？
• 秘密でも隠されているの？

うーん。ちょっと難しい質問ですね。

ます、種類からみてみましょう。

アメリカ人が、普段食べるクッキーは
チョコレートチップやオートミール、レーズンなどの
具が入っていて、厚めで、中がしっとりとした、
ボリュームのあるものが多いです。

カントリーマアムみたいなタイプですね。

アメリカで普段食べるのは、
茶色で、飾りもない、地味なクッキーです。
脇役のような存在です。

しかし、クリスマスの時期は事情が違います。

薄くて、パリッとしたタイプのクッキーが主役です。
チョコなどの具も入っていません。

種類としては、シュガークッキーになります。

そのうえに、フロスティングといわれる
砂糖やクリームチーズの混ぜ物でデコレーションをします。

クリスマスの時期は、色とりどりにデコレーションした
クッキーがお目見えするのです。

もみの木に型どったクッキーに、緑のフロスティング。
キュートなサンタの形。トナカイも一緒にいます。

とにかく、派手なのが特徴です。

そんなクッキーには、子供たちも大喜びです。

しかし、フロスティングが施された
色とりどりのクッキーだけではありません。

大人に喜ばれるのが、
しょうが入りのジンジャークッキーです。

寒い時期にうれしい、ショウガ入りで
甘さ抑えめのクッキーです。

特に、薄くて、パリパリしたもは、
ジンジャーシン（Ginger Thin)クッキーと呼ばれ大人気！

見た目は地味ですが、ジンジャークッキーは
大人に人気のあるクリスマスクッキーです。

クリスマスはアメリカ人にとって、
クッキーのシーズンなのです。

そして、クリスマスクッキーは
子供たちにとって、特別な意味があります。

クリスマスクッキーがないと、
サンタクロースから、クリスマスプレゼントが
貰えない危機に陥ってしまうかもしれないのです。

クリスマスクッキーに、どんな秘密が隠されているのでしょうか？

クリスマスイブに、子供が必ず行う
クリスマスの儀式があります。

子供たちはクリスマスツリーの前に
クッキーとミルクを準備して、サンタさんをお迎えするのです。

クリスマスのプレゼントをもらう、お礼に
クッキーがぜったいに必要なのです。

そんなわけで、子供たちのために、
大人は必ず、クリスマスイブには、
クッキーを用意しておきます。

ジンジャークッキーとクリスマス

子供たちが、サンタクロースをおもてなしするために
絶対に、必要なのがクリスマスクッキーです。

大人に人気のある、ジンジャークッキーには
何か秘密があるのでしょうか？

ジンジャークッキーと聞いて、
ジンジャーブレットマンを連想する人もいるのでは？

クリスマスの時期に見られる、人の型をしたクッキーです。

ジンジャーブレッドというと、ショウガをこねた
パンやケーキを指す場合もあります。

アメリカで、ジンジャーブレッドというと、
ジンジャークッキーを意味します。

クリスマスの時期に、ジンジャーブレッドを
食べるのは、魔除けの意味があるそうです。

しょうがの強い香りが、魔物から身を守り
無病息災の願いが、込められているのです。

日本でも、寒い時期に、ショウガを食べるのは体を
温めて、風邪の予防になるとも言われていますよね。

そして、消毒効果があるため、ショウガ入りの
食べ物は日持ちがします。

クリスマスの前は、クリスマス料理の準備で大忙し。

クッキーなんて焼いている暇は、ないほどです。
そんなときには、早い時期に、あらかじめ
クッキーを焼いておくことができます。

しょうが入りのクッキーは、クリスマスの時期に
理にかなったデザートだったのです。

どうして、クッキーの形が、人なのかは、
由来は定かではありません。

16世紀、ペストの大流行に困った、イギリスの
ヘンリー８世が、生姜が病気の予防になることを
聞きつけて、生姜入りのパンを、英国に広めた。

その際に、国民は、お腹が出ている国王に
似せて、人の形をかたどって、パンを作った。

そんな説もあるようです。

今年のクリスマスは、アメリカ流に
ジンジャークッキーでも、用意してみますか？

こどもと、サンタさんへもお忘れなく！