軍艦島ツアーのおすすめは？クルーズ選びのポイントはコレ！

友人に誘われて、長崎へ行ってきました。

タクシーに乗ると、運転手さんと長崎観光に
ついて、おしゃべりタイムに突入です。

「明日は、どこを観光されるのですか？」

「明日は、軍艦島のツアーへ参加します。」

「そうですか。行けるといいですね。」

その日は、天気も上々です。
天気予報をみても、明日も快晴の予報です。

んっ！　タクシーの運転手さんは、
どうしてそんなことを言ったのでしょう？

そんな疑問を感じながら、翌日に
軍艦島ツアーへ参加しました。

そして、ツアーに参加して、
やっと、その意味がわかりました。

軍艦島のツアーを選ぶときのポイントが
今なら、わかります。

• 軍艦島へ上陸できない？どうして？
• ツアー参加で、気をつけることは？
• ツアー選びのポイント！ココを見る！

実際に、軍艦島ツアーへ参加した体験談から
正直に話したいと思います。

軍艦島へ上陸できない？

私が軍艦島へ行ったのは、5月です。
天気にも恵まれ、もちろん、台風シーズンではありません。

軍艦島を観光したい場合は、
当然、乗り物は船のみになります。

長崎港から出発して、軍艦島までは、
船で約30分くらいです。

たった、30分の短い船の旅です。

しかし、長崎港から軍艦島までは
外海を運行します。

海は非常にしけやすく、高波も多いです。

地図を見てもらうとわかりやすですが、
軍艦島は長崎の西に位置しています。

西の方角は、外洋になり、湾ではないのです。
軍艦島までの船旅は、予想以上にタフです。

波にかなり、揺られますので、
乗り物酔いしやすい人は注意です。

そんなわけで、タクシーの運転手さんは
気にしていたのです。

ちょっとでも、海が荒れると、船が出航できない。

天気がよくても、風が強かったり、
海が荒れていると、軍艦島へは上陸できない。

こんなパターンが多いのです。

まずは、そこを気をつけましょう。
軍艦島ツアーを主催している会社は
たくさんあります。

年間出航率、年間上陸率、〇〇%とHPをみると
書かれていますので、そこを参考にするといいはずです。

軍艦島の上陸できるシーズンは、4〜10月。
上陸が難しいシーズンは、11〜3月です。

しかし、台風のシーズンは、長崎市からの規制が
かかり、島への上陸が禁止される場合もあります。

上陸がしやすい4〜10月の時期でも、
台風のシーズンとかぶります。

旅行のプランをたてるときは、
行く時期を気にしたほうがよさそうです。

そして、同じ天気のなかでも、
大型船で運行しているほうが
波の高さに影響されにくいのは確かです。

• 船の大きさ
• ツアーに参加する時期

このふたつは大きなポイントです。

軍艦島ツアー参加で気をつけるポイントは？

ツアーに参加して感じたことを素直に書きます。

思ったより、時間がとられる！

軍艦島までは、30分程度です。
上陸して見学するのが30分〜40分くらいです。

これだけ見ると、そんなに長く感じないかもしれません。

ツアーは、集合から解散まで3時間ということでした。
しかし、それ以上に時間が必要でした。

• 事前のレクチャー
• 誓約書の提出
• 船への乗り込み

事前にすることが多く、団体の観光になるので
ひとつひとつのことで、かなり時間がかかります。

移動の時間も必要なので、半日は時間をとられることを
覚悟したほうがいいでしょう。

たくさんの人が参加します。
そのせいで、船の乗り降りなどの
ひとつひとつに時間がかかります。

島を観光するより、事前の準備などに時間がかかることが
思ってもいないポイントでした。

旅のスケジュールには、余裕をもって
軍艦島のツアーをいれたほうがいいですよ。

細かいルールもたくさんあります。
団体行動のマナーを守れない人はダメですね。

私が参加したツアーは、船の席選びは
早いもの順で、自由に選べました。

なので、事前のレクチャーが終わったら、
船の前で早めに列に並んだ方が良いと思います。

そして、長崎港から出航するときは、向かって
右側のほうが、オススメです。

どうして？

軍艦島へ着くまでも、海上で観光ガイドをしてくれます。

印象としては、右側に観光ポイントが集中していました。

左側は、そのかわりに、出航してから、
しばらくの間、長崎の町並みを楽しめます。

私が参加したツアーは、軍艦島へ上陸するまえに
島の周りをゆっくりと周遊してくれました。

このときは、船の左側、右側。
どちらに座っていても、大丈夫です。

島を周遊しながら、方向転換をして
どちらに座っていても、
島に接近して、見学させてくれます。

島の周りを周遊してくれるツアーと、
そうでないツアーと両方あるようです。

もちろん、島の周りを周遊するツアーが
だんぜん価値が高いです。

島の全貌がわかるうえに、目に見えて、
軍艦島の迫力が伝わります。

私としては、制限のある島の内部の観光よりも、
船から見る軍艦島のほうが思い出になりました。

船内と船外、両方に席が用意されています。

船酔いしやすい人は、船内のほうが
全然、揺れが少ないです。

あと、ガイドさんの話を聞きたい場合は、
船外に座ると、エンジンの音がうるさくて、
聞き取りにくいです。

軍艦島ツアー選びのポイントは？

私が参加したのは
軍艦島コンシェルジュの開催するツアーです。

結果としては、この会社でよかったな！
非常に満足しています。

何よりも、ガイドさんの情熱がよかったです。

かなり高齢のおじいちゃまのガイドでしたが、
何よりも、地元の長崎を愛する心が伝わり
一生懸命ガイドしてくれました。

長崎弁の方言もすごくチャーミングでした。

軍艦島の歴史から、長崎の歴史、果ては、B’zの
軍艦島での撮影話、長崎出身の福山雅治の話まで、
幅広く、いろいろな話をしてくれます。

帰りの船内では、ビンゴ大会があり、退屈しないように
いろいろ考えてくれています。

そして、島へ上陸するまえに、時間をかけて、
周遊して、いろいろ説明してくれました。

ツアーによっては、上陸するだけという
場合があるそうです。

ここは、ツアーを選ぶときに、確認すべき
重要なポイントです。

島の周りを、ゆっくりと周遊してくれるツアーが
絶対にオススメです。

おまけに、このツアーでは船に乗る
クルーの数も多く、船が島へ着いてからも
チームワークで仕事が早かったです。

軍艦島の船着き場のあたりは
波が高く、クルーの手助けがなければ
船から降りるときに、少し怖いかも？

そして、この会社で良かったポイントが
もうひとつあります。

船の大きさです。

途中で、他のツアーの船も見かけましたが
それに比べても、大型船でした。

おかげで、想像以上に、波がある長崎の海で、
船が大きくて、揺れが少なくてすみました。

私としては、その日は、船が揺れた印象でした。

しかし、ガイドさんに言わせると、
「こんなに、海が穏やかなのは、年に1〜2回あるかどうか！」
そんな日だったそうです。

軍艦島までの道のり海の道は、タフなことをお忘れなく！
酔い止めを持参することをオススメします。