ゴルフと釣り！どっちが好き？じつはこんな共通点が？

超ゴルフがうまい！
そんな知り合いがひとりいます。

年に1回くらいしか、一緒にプレーする
機会はないのですが、いつも勉強になります。

生意気な言い方ですが、スコアはもちろんですが
ゲームの進め方がうまくて、すごく参考になるのです。

そんな友人ですが、
もうひとつの趣味が釣り。

なんだか、最近は、ゴルフよりも
釣りのほうにご執心の様子です。

ふと考えてみると、ゴルフが趣味の男性で
釣りをする人って、多いような気がします。

どうしてなんだろう？

面白いので、２つになにか共通して
人を惹き付けるものがあるのか？

勝手に考えてみました。

ゴルフと釣りの共通点

私は釣りをしないので、
本当のところはわからないのですが、
勝手に共通点を考えてみることに。

それぞれの項目にわけてみました。

道具

ゴルフはゴルフクラブ。
釣りは釣り竿。

持つ道具がちょっと似てます。

海釣りなどで、テイクバックして釣り竿を
たらすところは、まるでゴルフのスウィング？

すごく似ていますよね。

そういえば、10年くらい前に
一緒にプレーした友達のドライバーが『がまかつ』でした。

借りて打ってみたら、すごく『しなる』のです。

がまかつは釣り道具のメーカーですよね。
あれは、きっと釣り竿のしなりかたと同じだったのでしょう。

その当時でも、ゴルフクラブはもう作っていないのよ。
貴重なドライバーなのよ！と言ってました。

探してみたら、こんな記事を発見！

飛ばすヒントは釣りにあり

投げ釣りと同じ感覚でドライバーを使い、
10ヤード以上飛ばせるようになったとか。

道具だけが似ているのではなく、
スウィングにも共通点がありそうです。

釣りがゴルフの練習になるのかも？

自然が相手

ゴルフも釣りも自然が相手です。

ゴルフだと、同じところでプレーしても、
天候、季節、芝のコンディションは違います。

釣りも、同じ川や海に行っても、
ゴルフと同じく、毎回が同じというわけではありません。

ゴルフも釣りも、同じところでやっても
同じようには、なかなかいかない。

こんなところが、面白みにつながるのでは？

お金がかかる

そして、嬉しくない共通点がひとつ。

どちらも、お金がかかる趣味なのです。

釣り人のなかには、ゴルフに比べてお金がかからない！
そんなことを言う人がいます。

しかし、釣り竿って、ものによれば
高級ゴルフクラブどころではない
すごい値段のものもいっぱいありますよね。

聞いたところによると、ヘラブナ用の釣り竿で
250万円くらいするものもあるそうです。

釣り竿１本＝車の値段

こんなびっくりの事実を発見してしまいました。

道具にはまるタイプの人だと
釣りのほうが安いとは言ってられません。

• 近所の川で、安い竿で釣りをする
• 船をかりて、遠征して釣りをする

同じ釣りでも、かかるお金はピンキリです。

釣りは、どんな釣りをするのか？
それで、かかる金額がかなり違ってきますよね。

一方、ゴルフは、

• 道具やウェアの代金
• 練習場
• コースでのプレー費用
• ボールやティーなどの消耗品

もちろん、幅はありますが、ゴルフは釣りにくらべて
極端に安くなったり、高くなったりが少ない気がします。

消耗品であるボール代は、釣りのエサ代に
かなり近い印象が、、、

単純にどちらがお金がかかる趣味か？
答えはでませんでした。

ゴルフ人口と釣り人口どちらが多い？

ゴルフも釣りも中年の男性に人気のある
趣味というイメージがあります。

日本の、ゴルフ人口と釣り人口は
どちらが多いのでしょうか？

公益財団法人日本生産性本部が発行している「レジャー白書2011」によると、平成22年度の釣り人口は940万人となった。

平成21年度は1050万人だったため、110万人の減少となる。平成13年には1690万人だったのが徐々に減少を続け、ついに1000万人を割り込んだ形だ。

ー釣具新聞　『釣り人口は970万人、余暇市場は２年連続70兆円割れ』よりー

平成22年というと、2010年になります。
2010年、日本の釣り人口は940万人です。

一方、ゴルフのほうですが、東洋経済オンラインで
次の記事を参考にしてみました。

ゴルフはなぜここまで凋落してしまったのかのなかで
ゴルフ人口についてふれてあります。

ゴルフ人口      1200万人（1994年） ⇒ 840万人（2012年）

2012年、日本のゴルフ人口は840万人になります。

釣り人口が、平成21年から22年にかけて
たった１年で、110万人も減少しています。

それを勘案すると、ゴルフ人口も釣り人口も
かなり拮抗しているのでは？

ゴルフと釣り、ほぼ同じくらいの人口です。

ゴルファーである私は『ゴルフの2015年問題』は聞いたことがあります。

ゴルフ市場をひっぱってきた団塊の世代のひとが
2015年を前後で退職してしまい、ゴルフ人口が激減するのでは？

そんな問題ですよね。

ここでも、思いがけず、
釣りとゴルフの共通点がみつかってしみました。

ゴルフも釣りも右肩下がりで、同じように人口が減っているのです。

ゴルフだけではなく、釣りでも同じように
減少問題にぶちあったっている事実を発見してしまいました。

ゴルフと釣りの面白さ

件の友人に、釣りに連れて行ってもらえる機会がありました。

釣りをしたのは、ほんの１時間くらいですが、
なんとなく、釣りにはまる人の気持ちがわかりました。

まったく素人の感想ですが、
釣りとゴルフのメンタルが似ている気がしたのです。

釣りをするまえは、釣り糸をたらして
魚がくるのを待てばいいのでしょう。

ちょっと、退屈そう。

そんなイメージをもっていました。

でも、待つだけではないのですね。

どの方角から釣り糸をたらすのか？
場所はどこを狙うのか？　その根拠は？
えさの量は？　深さはどれくらい？

釣りもゴルフと同じように
戦略を考えないといけないのですね。

これは、まるでティーグラウンドに立った
ときと同じ感覚なのでは？

1打めは、あそこを狙うと、次のショットが、楽そう。
でも、あそこにだけはボールを落とさないように、、
ここは、ドライバーより刻むべき、、などなど。

一瞬の間で、いろいろ考えます。

しかも、いくら考えても、なかなか
思うように、ゲームが進まないのがゴルフです。

そうなると、現実にそったやり方に戦略を変更です。

この感覚が釣りでも同じだったのです。

前にくらべて、もう少し深いところを狙おう。
あの岩場に魚がいそう。その少し下流に糸を垂らそう。

釣り糸ひとつをたらすのに、頭をフル回転です。

そして、自分のたてた作戦がうまくいくと
『た、、楽しい！！！』ではないですか？

この楽しさの感覚はゴルフと同じです。

パターのラインの読みがあたって、
自分の思い描くパットができた。

そして、ボールがカップへ！

それと同じ楽しさだったのです。

ゴルフをやるひとが、釣りにはまる理由が
感覚としてわかりました。

魚が釣れたときの喜びは、
ボールがカップインしたときの喜びと同じです。

でも、それだけではなく、自分で思案した釣り糸をたらす方法が
うまくいったときの嬉しさは、ゴルフで思い描くゲーム運びが
できたときの楽しさと似ています。

魚が釣れた結果だけではなく、途中の経過も楽しめる！
それがはじめてわかりました。

釣りもゴルフも両方とも心理ゲームのような楽しさがある。
頭を使う面白さがあるのでは？　そんな気がしました。