洗濯物を夜に干す！どうしてダメなの？

うちは、共働きだから
洗濯物を夜にしたほうが便利なんだ。

うちの場合は、毎日のスケジュールを考えると、
夜に洗濯するのが都合がいいのよね。

そう思いつつ、
洗濯物を夜に干すのは、縁起が悪い。

そんな噂を聞いたこともあります。

なんとなく、気が引けて、洗濯物は
夜に干さない。

夜に洗濯物を干すのは本当にダメなの？
気になったので、徹底的にリサーチしてみました。

洗濯物を夜に干すと縁起が悪い？

どうして、洗濯物を夜に干してはいけないのか？
迷信や言い伝えによるところは大きいようです。

どんなことが言われているのでしょうか？
大きく２つのことが見つかりました。

ひとつめは

夜に洗濯物を干すと魔がつく

洗濯物を暗くなる前に取り込まないと
幽霊に取り付かれて、おかしくなってしまう。

これは、夜は陰のエネルギーが満ちて、
それが衣類に取り付いてしまうという
風水の考えのようです。

似たような言い伝えで、

死んだ人の衣類は夜に干す

というのもあります。

これは、夜は死んだ人のものだけを干す時間で
生きている人の洗濯物は、干してはいけないという
戒めですね。

そして、２つめですが、

夜干しは赤子なく

ということわざが見つかりました。

子供に夜干しした衣類やおしめをつけると
夜泣きが止まらず良くないという教えのようです。

夜干しした衣類は、夜露で湿って冷たいので
赤ちゃんが泣き出してしまう。

そんなことから言われているようです。

洗濯物を夜ほすと、縁起が悪い
そんな漠然とした理由で避けている人も
多いはずです。

縁起以外の理由で、夜干しを避けたほうが
いいのはなぜなのでしょう？

さらに調べてみました。

洗濯物を夜に干すときのデメリット

言い伝えや地方の風習などで、
洗濯物の夜干しを控える家が多いのは
理解できます。

しかし、実際にはどうでしょう？

夜干しの欠点やデメリットをリサーチしてみました。

現実問題としては、

• 夜露で湿ってしまう
• 乾きが遅い
• 虫が寄ってきたり、洗濯物に卵を産んだりする
• 周りの家からだらしないと思われる
• 下着泥棒などに狙われやすい

こんな声が多く見つかりました。

あなたが迷信や言い伝えを気にしないタイプならば
これらの問題をクリアすれば、夜干ししてもいいのでは？

夜干しの注意点やポイントは？

夜干しに向かない家は、確かにあります。

虫が洗濯物にたかってしまい、あげくのはては
フンや卵で洗濯物が汚される。

実際に経験した人もいるようです。

これは、住んでいる環境や場所により
仕方ないですよね。

自分の力では解決できない問題です。

虫が多い場所に住んでいたら、
あっさり夜干しを諦めるほうがよさそうです。

衛生上や健康上にも大きな問題がでてきます。

下着泥棒に関しては、
女性用の下着は絶対に外に干さないことなどで、防げるはずです。

これは、ちょっと工夫すれば防げそうですよね。

周りの目が気になる問題は、どのようなご近所付き合いを
しているかで、かなり違いがでそうです。

周りが、自分と同じように、共働きで比較的若い
人が多いならば、夜干しに対しては、許容してくれるはずです。

ただ年寄りや、専業主婦の多い地域に住んでいると
ある程度の覚悟はいるかもしれませんね。

どうしても、共働きの忙しさが、
分かってもらえないかもしれません。

虫問題や周りの目に関しては、自分では
どうしようもできない部分です。

夜干しを諦めたほうがいい場合も、
ケースバイケースで、でてくるはずです。

しかし、例えば、
都会のマンション暮らしで、周りも共働きが多い

そんな場合には、夜干ししても何の問題もないはずです。

ただし、洗濯物が乾きにくい。
そこをクリアしなければなりません。

洗濯物が乾きにくい理由は？

夜に洗濯物をほして乾きにくい原因は
おおきくわけて２つあります。

ひとつは、太陽があたらない。

そしてもうひとつが、夜露のせいです。

空気が乾燥していて、乾いていた衣類が
明け方になって、夜露がおりて
再び湿ってしまう。

朝、洗濯物をみると
なんとなく、しっとり湿っている。

そんなパターンになりがちです。

洗濯物は湿った時間が長くなると
雑菌も繁殖しやすくなります。

その点も気になります。

夜露に濡れないようにはどうすればいいの？

完全に防ぐのは難しいですが、
夜露の発生しやすい天気や季節はあります。

晴れていて、風が弱い天気のときに発生しやすく、
季節としては、夏の終わりから秋の早朝に
霜は振りやすいそうです。

住む地域によっては、冬に湿った洗濯物が
パリパリに凍ることもあります。

そんな時期は、夜干しをきっぱり諦めたほうが
よさそうです。

• 風の強い日を夜干しの日に選ぶ。
• 真夏の暑いシーズンだけ、夜干しにする。
• 露をふせぐために、カバーをかけて洗濯物を干す。

そんな工夫が必要になってきます。

ここで洗濯物の夜干しについて、まとめてみましょう。

 
いろいろ調べて行くと、洗濯物は、
昼間に干した方がよいことがわかりました。

しかし、共働きや家庭の事情で、
夜干しするしかない家もあります。

デメリットを知ったうえで、工夫して
夜干しするならいいのでは？

そんな結論に達しました。