アメリカン航空 座席の広さは？JALよりおすすめできる？

アメリカン航空の宣伝で
「more room！」というポスターを
見たことがあります。

more room = 余裕があるよ、広いよ！
というニュアンスでしょうか？

果たして、アメリカン航空の
座席は本当に広いのか？

あっ、ちなみに調べたのは
貧乏席エコノミークラスです。

アメリカン航空の座席配置

比較ということで
アメリカン航空と日本航空を、比べてみました。

飛行機の種類は、ボーイング777です。

アメリカン航空の場合、エコノミークラスの
座席の配置は、2−5−2になります。

シートマップはこちらになります。
実際に、私が乗った便で検証してみましょう。

ちなみに、
私が乗ったのは、ニューヨーク→羽田便です。

この便は、2013年12月1日を最後に撤退しました。
残念です。羽田便は、すごく便利だったのに、、、

肝心の席のはなしです。
私の場合は、41のGの席でした。

シートマップを見てもらうとわかりますが、
41列から45列までは、変則的な席です。

真ん中の島が、５列ではなく、４列になるのです。

これが大正解でした！
座席の前の空間が、非常に広いのです。

ただ、4席の配置がずれている為に、
前の席の隙間から、物陰が見えて、
落ち着かないという欠点があります。

あと、後方のトイレに近いために
人の往来が多いという短所があります。

私が、事前に座席指定をするときに
参考にするサイトがあります。

SearGuru Seat Map

英語のサイトですが、
航空会社、便名、日付をいれると
自分がのる飛行機のシートマップが見られます。

Good Seat (良い席）とBad Seat（悪い席）
の表記もあるので、参考になります。

私は、通路側をいつも予約します。

一人旅の場合は、
中央のシマの、通路側が定番です。

もしも、飛行機が空いていると、隣の席が、
さらに運がよければ、その隣も空いていて
広い空間を独り占めできるからです。

エコノミーの狭い席で、窓際に座ると
トイレに行くときに、隣のひとに
いちいち、断るのも大変ですしね。

41Gの席は、前の空間がめちゃくちゃ広かったです！

まさに、more room でした！
噂どおりの広さです。足下がノビノビでした。

これなら、長距離便も大丈夫です。

シートの座り心地ですが、

アメリカン航空　→　シートが柔らかい
日本航空　→　シートが固い

そんな印象です。

個人的には、席の座り心地は
JALより、アメリカン航空の方が好みでした。

同じ、ボーイングの777でも、
日本航空の場合は、席の配置が、3−3−3です。

うーん、これに関しても、アメリカン航空の
2−5−2の配置の方が、私は好きです。

いまのところ、アメリカン航空が優勢ですね。

アメリカン航空の座席指定

アメリカン航空と日本航空は提携しています。
同じワンワールドというグループです。

私は、日本航空のウエブサイトで、
エアーチケットを購入しました。

行きはアメリカン航空。
帰りは、日本航空という組み合わせです。

この場合、事前の座席指定は、JAL便に関しては、
インターネット上でできます。

しかし、提携便とはいえ、
アメリカンの便は、ネットで予約できませんでした。

予約便としては、あくまでもJALです。

JALに電話をして、アメリカン航空の便の
座席指定をしてもらいました。

アメリカン航空の公式ウエブサイトで航空券を
買えば、座席指定も同時にできます。

アメリカン航空の公式サイト以外で
チケットを購入した場合は、

• アメリカン航空へ電話して、席を予約する。
• 出発当日のチェックインのときに席を決める。

この２つになります。

優先座席を予約したい？

アメリカン航空には、プリファードシートと
呼ばれる、優先座席があります。

エコノミーの前方の席です。

ここは、普通の席に比べると、
空間が若干ひろくなっています。

ここを予約するにはどうすればいいのか？

基本は３つあります。

• AAdvantageプログラムで上級会員になる。
• ワンワールドで上級会員になる。
• 空港でチェックインのときに購入する。

飛行機にたくさん乗り
マイレージをためて、上級会員になると
自動的に割り当ててくれます。

アメリカン航空は、ワンワールドの
メンバーなので、日本航空の上級会員でも
同じように取り扱ってもらえます。

最後に、空港でチェックインするときに
お金を払って、購入することもできます。

日本発の場合は、購入できない場合も
あるので、確認が必要です。

みんなが狙う、非常口の隣の席ですが
ここもプリファード扱いのようです。

インターネット上や電話では、事前予約できません。

蛇足ですが、
アメリカの航空会社の場合、非常口の席に座ると、
非常時に手伝いをする義務が発生します。

基本、英語が理解できないと、座らせてもらえません。

とはいえ、別に英語の試験があるわけではありません。
実際のところは？？？ですね。

非常口の席を確保したい場合には、
一応、知っておきましょう。

アメリカン航空のサービス

アメリカン航空のサービスですが、
私は好きです。

日本航空に比べて、すごくアメリカンな
適当なサービスが、私には心地よいです。（笑）

フライトアテンダントが、おじさんと
おばさんばかりで気楽でした。

後ろのギャレーに、ちょくちょく水をもらいに
行った時も、フレンドリーな雰囲気でした。

なんか、友達感覚で付き合えそうな感じです。

余った機内食やワインのおかわりを
すすめてきたときは、笑ってしまいました。

そんなに食べられませんよ！

機内食を比べると、圧倒的にJALの勝ちですね。
飛行機の機材も、JALの方が新しかったです。

日本式な丁寧なサービスが好みならば、
アメリカン航空はダメかもしれません。
絶対に、日本航空のほうでしょう。

長所としては、日本航空に比べて、
格安で、チケットをゲットできる可能性が高いです。

そんな場合は、サービスが気にならない私は、
迷わずに、アメリカン航空をとります。

アメリカン航空の座席は広い？答えはコレ！

調べて見ると、
more room ! のプロジェクトは
今では取りやめになっているそうです。

私の席が、非常に広かったのは、
運がよかっただけ、みたいでした。

ボーイング777の場合は、41Gはオススメです。

席の広さを、きちんとデータで調べてみると？
2013年の段階でのデータです。

日本航空の場合、シートピッチが33〜34インチ。
座席の幅が、18.5インチです。

アメリカン航空の場合、シートピッチが31〜32インチ。
座席の幅が、18.5インチです。

日本航空のほうが、足下の空間が、

1インチ（3センチ弱）以上広いです。

more room !のキャンペーンでは
エコノミーでも、35インチくらいだったはずなのに！

知らないうちに、また、狭くなっていました。

アメリカン航空さん、いままでありがとう！
これからは、迷わずに日本航空に乗ります。

嫌いになったわけではないので、
more room !　を復活してくれて、
ピッチが35インチ以上になれば、戻りますよ！