フィンランドのホテル!2度めならサウナで選ぶ!郊外はどう?
女性一人旅ですっかり気に入ってしまったフィンランドのヘルシンキ。
今回はトランジットで約1日ほど時間があったので、前回とは違うホテルを選びました。
2度めのヘルシンキということで、、、
今回の目的は2つに絞りました。
- フィンランド式のサウナ
- フィンランドらしい森の景色
これらを加味して選んだのは『ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパ』です。
さてさて、ホテル選びはどうだったのでしょう?
ヘルシンキのヒルトンホテルは3つある!
今回は世界的なホテルチェーンであるヒルトンを選びました。
ちなみに、ヘルシンキには3つのヒルトンがあります。
- ヒルトン ヘルシンキ エアポート ホテル
- ヒルトン ヘルシンキ シュトラン
- ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパ
最初のエアポートホテルはその名の通り、ヴァンターエアポートに隣接する空港ホテルになります。
空港からは歩いて2−3分のとても便利な立地にあります。
トランジットで翌日の朝早くヴァンター空港からの便に乗る場合にはここが良さそう。
そして、2番めの『シュトラン』はヘルシンキの街中にあり、観光には便利な立地です。
ハカニエミ広場からも歩いて5分。
バス、トラム、地下鉄などの公共交通を使うのにも便利な立地。
ヘルシンキが初めてで、観光を中心としたプランだったらここが1番良いはずです。
そして、私が泊まった『カラスタヤトロッパ』(何度言っても覚えることができないホテル名です(笑)
このホテルはヘルシンキの中心地からトラムで約20分の郊外型のホテルです。
シュトランよりもヴァンター空港寄りに位置します。
タクシーで空港からの移動しても、街中のホテルよりも早く、安く移動できます。
私がこの『カラスタヤトロッパ』に決めたのは、海沿いのホテルという立地。
そして、緑に囲まれたフィンランドらしい雰囲気に1番惹かれたからです。
そして、他の2つのヒルトンに比べて、宿泊費も安かったという理由もあります。
ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパの長所と短所
さて、実際にヒルトンヘルシンキ カラスタヤトロッパに宿泊してどうだったのでしょうか?
良い点と悪い点を両方お伝えしたいと思います。
まずは良い点から、、、
立地が最高でした!!!
↑白い建物がホテルになります。
私はトラムに乗って、ホテルまで行ったのですが、静かな住宅地にあるホテルで周りは自然に囲まれていて、葉山と軽井沢の良いところ取りみたいな、海と緑の自然を感じることができるホテルです。
↑ホテルの周りは観光地というより、静かな高級住宅地です。
宿泊したのが6月ということもあり、日が長く(と言うより、日が沈みません)、お天気も良かったので、ヨーロッパのリゾートの雰囲気を味わえることができました。
ホテルを出るとビーチがあり、そこでは日光浴を楽しむ人々がいっぱいでした。
海沿いが散歩道と公園になっていて、海沿いには素敵なカフェもあり、みなさん、ワインやコーヒーなどを楽しんでいます。
↑ホテルから歩いて3分くらいにあるカフェです。
とにかく、いい雰囲気!!!
周りの住宅地も素敵なお家が多くて、とてもピースフルないい気が漂っています。
ヘルシンキはとても安全な観光地のイメージですが、このあたりはさらに上を行く超安全なムードの場所でした。
女性一人で歩いても危険度は0でした。(とはいえ、昨今はどんな高級住宅地でも事件は起こりますので、注意するには越したことはありませんが、、、)
ホテルの立地と周りの雰囲気は100点です。
それでは、悪い点もお伝えしておきますね。
悪い点はホテル自体が古い!
新しいホテルに比べると、お部屋や施設面で見劣りがしてしまいます。
バスタブやトイレなどはリノベされているのですが、廊下やクローゼットなどの劣化が気になります。
最近のホテルはUSBポートなどが事前に備わっていて、スマートフォンやスマートフォンやPCをさすだけで充電できるところが多いですが、ここは昔ながらの電源があるだけでした。自分で充電器具を全て用意していないといけません。
ヨーロッパは電源の形も違うので、電源口のアダプターなども必要となります。
そして、古いホテルですので、なんとなく暗い雰囲気なのですよねー。
木材をふんだんに使った建築で、昭和のイメージの建物です。
フィンランドの最新デザインを求めている人だとがっかりするかもしれません。
デザインをホテルに求める人は街中のデザインが素敵なホテルをおすすめします。
ちなみに、前回宿泊したここはお部屋のデザインが素敵でしたよ。
インディゴホテル
そして、周りにはスーパーやレストランがない!
夕食はホテルの中にあるレストランにするか、街中まで出て食べないといけません。
ヘルシンキの中央駅まで20分くらいでトラムで移動できますので、これが苦にならなければ大丈夫だと思います。
ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパのお部屋
ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパは郊外にあるということもあり、ヘルシンキにしては大型のホテルです。
建物自体が2つのウィングにわかれています。
大きなミーティングルームもあり、大きな会議やビジネスにも使用されるホテルみたいです。
朝食が提供されるレストランとレセプションがメインのウィングとなり、海と反対側の建物になります。
メインの建物のお部屋に泊まったら、オーシャンビューではないかと思われます。
シーウィング(オーシャンウィングかもしれません)は1階にメインレストランがあり、地下にサウナやプールがあります。
メインのビルとは地下で繋がっています。
私は1番安いお部屋で予約していたのですが、ヒルトンのダイヤモンドメンバーということで、海沿いの景色の良い部屋にアップグレードしていただきました。
ちなみに、シーウィングの最上階のお部屋はとても静かで、滞在中に他の宿泊者をみかけませんでした。
翌朝に朝食を食べに行った時に、たくさんの日本人や宿泊者をみてびっくりしたほどです。
私が泊まった時は日本人が多く、ツアーの団体さんが多かった印象です。
もしかしたら、個人客とツアーで宿泊階を分けていたのかもしれません。
さてさて、お部屋はどんな感じでしょうか?
部屋自体は古くて、あまり特別感はありません。
しかし、ビューの素晴らしさは100点でした。
お風呂場はリノベされていて、バスタブはピカピカでした。
洗面所には床下暖房も完備されているので快適ですよ。
ちなみに、ヒルトンダイヤモンドメンバーの場合、エクゼクティブフロアーへのアップグレードやラウンジのアクセスがあるホテルが多いのですが、ヒルトンカラスタヤトロッパの場合はエクゼクティブフロアーやラウンジはありません。
お部屋のアップグレードと無料の朝食のサービスはありました。
アメニティとして、無料の小瓶の赤ワイン、フィンランドのチョコレート、ウェハースバー、ミネラルウォーター2本(炭酸入りと普通のタイプ)をいただきました。
ラウンジはありませんので、その点は気をつけてくださいね。
海が見えるお部屋に泊まりたい場合はデラックスルーム(海のパノラマが見えるタイプ)になるかと思います。
ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパのサウナはどう?
そして、今回の目的の一つであるサウナはどうだったのでしょうか?
ここもグッドでしたよ!
女性用のサウナは思っていたより小さく、4−5人入れば、いっぱいというくらいのサイズでした。
しかし、ここのサウナの良さは何と言ってもコレ!
なんと、サウナから海へとアクセスが可能なのです。
これは街中のホテルでは絶対に体験できません。
サウナとシャワー室が手前にあり、その奥が着替える場所とソファがある休憩所になります。
その休憩場にはドアがあり、そこを抜けるとテラスになっていて、テーブルと椅子があります。
ここで外気にあたりながら、体を冷やして、休憩できるのです。
テラスから、さらに奥の方へ行くと、海へと繋がっています。
さすがに裸で海へとジャンプはしませんでしたが(笑)、テラスは人目につかない場所になりますので、タオルを巻いて休憩する分にはそこまで気になりませんでした。
そして、サウナ自体は小さいのですが、上段の方はガラス窓になっていて、海を眺めながら、サウナを楽しむことができます。
これは日本ではできない貴重な体験でした。
サウナは夕方から夜、そして朝の時間は10時半くらいまで利用できました。
朝食後の朝7−8時くらいに行ったら誰もいなくて、一人でサウナを楽しみました。
テラスにタオルを巻いただけで出たのですが、目の前は海ですし、周りにはもちろん誰もいないので、人目は気になりませんでした。
サウナを利用した時は誰もいなくて、フィンランド式のロウリュウ(石にお湯や水をかけて、蒸気を発生させるやつです)は自己流でやってみました。温度計があるので、温度の目安がわかり良かったです。
お水をかけすぎると、あっという間に蒸気と温度が上がりますので、注意してくださいね(笑)
一人ということもあり、2−3度ほど、テラスとサウナを行き来して、体を温めました。
フィンランドにきてから、サウナの良さに目覚めた気がします。
↑ここは散歩道の途中にある桟敷きで、ホテル前ではありませんが、こんな感じの海が見えます。
一つ注意することがあります。
ここのサウナには給水設備がなく、喉が乾いても水など飲むことができません。
必ず、飲み水を持参してサウナに行くことをおすすめします。
そして、ロッカーがないので、着替えなどは壁にあるフックにかけておくか、休憩室にあるソファに置いておく形となります。
貴重品などの持ち込みには注意した方がいいかもしれません。もちろん、サウナに入るにはホテルのカードキーが必要です。ホテルの滞在者以外は使えないはずです。
サウナはもちろん男女別になっているので、そのあたりは心配ありません。
サウナからでたところには室内プールもあります。
泳いだ後でサウナという利用もできそうです。
料金などは不明なのですが、貸切のプライベートサウナ室もいくつかありました。
興味ある人はホテルに聞いてくださいね。
ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパへのアクセス方法
街中にはないホテルということで、アクセス方法が不安でした。
でも、思ったより簡単でした。
私は空港で1日乗車券を購入して、空港から中央駅。
そして、トラムの4番へ乗り換えました。
駅のすぐ近くの『Lasipalatsi』がトラムの乗り場になります。
4番のMunkkiniemi方面のトラムに乗り、終点の『Saunalahdentie』で降ります。
トラムを降りてから、そのまま前方へ向かい歩いて、次の角を右に曲がり、しばらくするとホテルが見えます。
ホテルまで、トラムの駅から歩いて5分くらいでした。
行きは少し上り坂になっています。
駅方面へ戻りたい場合も乗り場は同じ場所です。
ぐるっと1周する感じで、トラムは進みますので、安心してください。
ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパはこんな人におすすめ!
今回、ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパに泊まってみて、私としてはこんな人にオススメです。
森や海の自然に癒されたい!
静かな環境で自分を見つめ直したい
フィンランド式のサウナが好き
そして、今回は6月という季節も正解でした。
みんなが海に来て、バカンスらしい雰囲気を味わえる。
とはいえ、騒がしさは0です。
正直、冬はオススメしません!!!
周りに何もないので、冬はきついと思います。
そして、ヘルシンキは2度目などのリピーターの方にはオススメします。
女性の一人旅の方でしたら、ホテルのレストランや近くのカフェで一人、ボッーとしながら、ワインでも飲むのはいかがでしょうか?超癒されること間違いなしです。
そして、デザインに興味のある方への情報です。
ホテルから歩いて、5−10分ほどの距離に『アアルトの自宅』や『スタジオアアルト』があります。
北欧デザインに興味がある方はホテルに滞在中に訪れることもできますよ!
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