竜巻がきたらどこに避難すると安全?危険な場所は?
日本ではなじみのない竜巻。
避難方法などはあまり知られていません。
- 竜巻が来たらどこが安全な場所?
- 危険な場所は?
- こんな避難方法はダメ!
もしも、竜巻がきたらどうしよう?
対処方法や気をつけるポイントなどを調べてみました。
竜巻の避難場所で安全な場所は?
竜巻の多く発生する国といえばアメリカ!
被害の多いアメリカの中西部地域では
竜巻が来たら、地下室へ逃げろ!
これが常識です。
えっ!これは日本では無理ですよね。。。
住宅事情の違う日本では
地下室のある家はめったにありません。
どこへ避難すればいいのでしょう?
内閣府のホームページをみると
- 建物の最下階に移動する
- 家の中心の窓のない部屋
- 部屋の壁、ドア、外壁から離れる
- 頑丈な机の下に入り、両腕で頭と首を守る
こんな場所が推奨されています。
詳しくは内閣府の「竜巻等突風災害とその対応」のページを参照してくださいね。(PDF形式です)
2階にいる場合はすぐに1階に降りて、
台所の机の下に隠れるのが良さそうです。
日本の住宅事情を考えると
トイレや浴室が現実的なのではないでしょうか?
実際に、竜巻被害を避けたケースで
浴室の浴槽に逃げ込み、フタを閉めて
竜巻が去るのを待ったというひとがいました。
竜巻の場合、避難できる時間が短いので
これは参考にできそうです。
窓の近くにいる人も気をつけてください。
竜巻のせいで家の窓ガラスが吹き飛んで
ガラスにより負傷することがあるのです。
窓ガラスの近くにいることは絶対さけるべきです。
竜巻避難でこんな場所は絶対にダメ!
アメリカの映画で、主人公が車に乗って
全速力で走りぬけ、竜巻から逃げるきる
シーンを見たことがありませんか?
これはフィクションの映画の世界の話です。
絶対に無理です。
竜巻の規模にもよりますが
竜巻の速度は時速70〜120キロメートルくらい。
竜巻は特急電車なみの早さでやってくるのです。
車で避難しようとは思わないでください。
そして、車に乗ったままだと危険です。
路上などで竜巻に巻き込まれそうな場合は
車からすぐ降りて、避難することが必要です。
アメリカでは竜巻は川を渡らないという噂があります。
川の近くや橋の上に避難する人がいました。
その結果、たくさんの被害者がでることもあるのです。
竜巻は川を渡らないというのは迷信です。
川に竜巻をとめる効果は一切ありません。
川の近くにいる人も建物のなかに
必ず避難するようにしないといけません。
竜巻と台風の大きな違い
竜巻と台風、似ているような気がします。
しかし、避難に関しては
台風の場合は、発生場所や台風が接近する時間帯などの
詳しい情報をテレビニュースなどで得ることができます。
台風に備える時間があると言ってもいいでしょう。
一方、竜巻の場合は、、、
台風に比べると、予想が非常に難しいのです。
正確な進路予想や発生予知が徹底されていません。
竜巻の予想は短時間予想でしかないのです。
竜巻は台風に比べて
避難にとれる時間が短い!のです。
迅速な行動が必要となります。
避難に関しては地震の場合と同じくらい時間がない。
そう考えておきましょう。
被害場所に関して、
台風は広範囲
竜巻は局地的。
しかし、竜巻の方が圧倒的に強力なパワーなのです。
竜巻が近づいたらすぐに避難することが大事です。
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