カリウム不足の症状とは？ナニが原因？足がつるのはもしや？

最近、夜中に足がつり、友人に相談すると、
「カリウムが不足しているんじゃない？」
と言われました。

カリウムに関しては、あまり知識がありません。

• カリウム不足で、どんな症状があらわれるのか？
• カリウムとは、そもそも何？どんな働きをするの？
• カリウムが不足する原因は？

私の足がつるのは、カリウム不足が原因なのでしょうか？
気になるので、カリウム不足について調べてみました。

そして、おもしろいことがわかりました。

健康なひとでも、夏のシーズンは、カリウム不足に
関して、知っておいたほうがよさそうですよ。

そもそもカリウムとは？

生きる上で、１番重要なものは？

愛？お金？家庭？仕事？

いやいや、それらも重要ですが、
何といっても、命が一番重要ですよね。

その命を維持するのに
欠かせないのが『水』です。

人間のからだの半分から2/3は、水分で
占められています。

１週間くらい、食べなくても生きられます。
しかし、水なしでは、１週間も生きられません。

それくらい、水は体に重要な要素です。

そんなからだの水分のバランスに
カリウムは重要な働きをするのです。

カリウムは生きるのに
絶対必要なミネラルのひとつです。

カリウムはナトリウムとともに電解質とよばれ、
体内の水分に溶けこんでいます。

そして電解質濃度をコントロールすることにより
血液中の水分が一定に保たれるのです。

カリウムの一番重要な働きは
体の水分を一定に保つことなのです。

そして、体の筋肉や神経のバランスを
整えてくれる役割をします。

そのバランスが崩れると、体のさまざまな器官に
影響して、最悪の場合は死んでしまいます。

おもしろいのは、
カリウムだけではなく、ナトリウムも電解質の
バランスをとるのに必要だということ。

このふたつは、夫婦のようなものです。

どちらかが強すぎると、家庭に不和が起こるように
電解質のバランスがこわれて、体に悪影響を与えるのです。

なので、カリウムやナトリウムは

• 不足してもダメ！
• 多すぎてもダメ！

２つの絶妙なバランスが大事なのです。

カリウム不足の症状

まずは、カリウムが不足の典型的な症状を調べてみました。

• 高血圧
• 疲労
• 筋力低下
• 神経機能の低下
• 不安、イライラ、抑うつ
• 睡眠障害
• 虚弱
• 便秘
• 乾燥肌

このような症状を引き起こすのです。

自覚症状として、最も感じやすいのが

• 疲れやすい
• 体がだるい
• 気力がない

とくに、夏場に「夏バテかな？」と感じるひとは
カリウム不足のせいかもしれません。

健康なひとでも、汗をかくシーズンは
カリウム不足になりやすいのです。

どうして？　それは、この後に続きます。

カリウム不足の原因は？

カリウムは水溶性のミネラルです。

汗をかくと、いっしょに流れてしまいます。
下痢をすると、大量に失われてしまいます。

あなたの体の水分が失われて、脱水症状になっている

このようなときに、カリウムが不足してしまうのです。
水分とともに、カリウムが流出してしまうのです。

夏の暑い日に運動をして、大量の汗をかいた。
水分不足になったから、水を飲めばいいだろう！

そんな場合は、脱水症状だからといって、
水だけを飲んでもダメだったのです。

いっしょにカリウムを補給する必要があるのです。

スポーツドリンクといわれる飲み物がありますよね。

例えば、ポカリスエットの成分をみてみると、

エネルギー：　　　25kcal
タンパク質・脂質：　0g
炭水化物：　　　　　6.2g
ナトリウム：　　　　49mg
カリウム：　　　　　20mg
カルシウム：　　　　2mg
マグネシウム：　　　0.6mg

ほら、ちゃんとカリウムが含まれていますよね。
相方であるナトリウムも、もちろん入っています。

脱水などの水分補給が必要な場合は、
水だけではなく、カリウムやナトリウムなどの
ミネラルを一緒にとることが大事だったのです。

脱水症状になりやすい夏場には覚えておきたいですね。

カリウム不足のもうひとつの原因は？

体内では、健康な状態を保つ為に
ナトリウムとカリウムのバランスが
自然に保たれています。

しかし、ナトリウムの量が体内で増えると、
バランスをとるために、カリウムが必要になります。

ナトリウムというと一番目に思い出すのが
塩！　ではありませんか？

塩分をとりすぎると、当然、ナトリウムの摂取量も増えます。

ナトリウムとカリウムは夫婦のようなものです。
ナトリウムが増えると、カリウムもより多く必要となります。

この場合は、カリウムが不足する原因は
体のなかで、ナトリウムが増えすぎたということが
考えられます。

ふたつのバランスが崩れているのですね。

塩分をとりすぎる食事には気をつけたほうが
いいかもしれません。

知らないうちに、カリウムが奪われているかもしれませんよ。

塩分すくなめのバランスのとれた食事を心がけたいですね。

はじめに戻りますが、私の足がつる原因は
カリウム不足だったのでしょうか？

カリウムに関して、いろいろ調べてみて
推測したのが、次のようなことです。

寝る前にお風呂に入り、汗をかいていた
　　　　　↓
寝ている間にも、汗をかいて、体が水分不足の状態へ
　　　　　↓
水分不足が原因でカリウムが足りなくなった
　　　　　↓
カリウム不足のため、筋肉が十分な代謝を行えなかった
　　　　　↓
そして、足の筋肉が痙攣を起こしてしまった
　　　　　↓
足がつる結果へと！

そんな気がしてきました。

寝ている間は、自分が思う以上に汗をかき、
水分が奪われるそうです。

汗といっしょに、カリウムを失ったのかもしれません。

今となれば、カリウム不足で、足がつったか
どうかは謎ですが、ありえる話ですよね。

ともあれ、カリウム不足に関しての知識が、今回は増えました。

これからは、汗をかくときには、
水分不足だけではなく、カリウム不足にも
注意したいと思います。

最後に、念のため書いておきます。

今日の記事は、特定の疾患が原因でない場合を
想定しています。

何らかの病気が原因で、カリウム不足ということもあります。
命にかかわる危険性がある場合もあります。
自己判断せずに、お医者様の意見を、きちんと仰いで下さいね。