送別会で乾杯の挨拶を頼まれた！困った時の例文は？

会社の送別会で、乾杯の挨拶を頼まれた。

イヤイヤ、、口下手なのに、困ったよ。

どうしよう？

そんなあなたのために、送別会の乾杯の挨拶の、
注意すべきポイントや、例文をシェアしますね。

送別会の乾杯の挨拶のオキテ

まずは、基本的な、送別会の挨拶の流れを、おさらいです。

まずは、1番偉い人が、始まりの挨拶をします。
乾杯の挨拶は、それに引き続き、行われます。

その挨拶をかわきりに、みんなが食事に手をつける。
そして、宴会？　会食タイムに突入です。

最後に、送られる側のひとの挨拶で、
送別会が終わります。

あなたの挨拶が終わらないと、
みんなが、食事やお酒に手をつけられません。

長すぎる挨拶は、下手な挨拶よりも嫌われる。
それくらいに、考えていたほうがよさそうです。

乾杯の挨拶は、基本は直属の上司、
場合によっては、部下がすることが多いはずです。

送られる側とあなたの立場によって、
若干、挨拶は変わってきます。

送別会をするときに、お別れするひとは
どうして、会社を去るのでしょうか？

転勤、定年退職、中途退社、寿退社、
転職、家庭や、健康上の理由での退職。

送別会を開く理由

さまざまな理由が、あるはずです。

乾杯の挨拶の例文はコレ！

上記のオキテを踏まえて、退職理由ごとに
挨拶の例文を考えてみました。

長さは、１分ほどになるかと思います。
参考にしてみてくださいね。

乾杯の挨拶、定年退職

〇〇部長。 長い間お世話になり、本当にありがとうございました。

このたび、めでたく定年を迎えられ、
退社されることは、本当に名残り惜しく思います。

まだまだ、教えて頂きたいことが、
沢山あるような気がいたします。

退職後は、健康に留意され、
お元気に、ご活躍ください。

今まで、本当にお世話になりました。

それでは、〇〇部長の人生の第二章を
お祝いして、、、乾杯！！！！

乾杯の挨拶、転勤や異動

〇〇さん、ご栄転おめでとうございます（お疲れさまでした）。

新任地に行かれましても、お身体に気をつけてご活躍下さい。
どこかの支店で、一緒に仕事することがあるかもしれませんが、
その時は、よろしくお願いします。

短い挨拶になりますが、
〇〇さんのご健勝とご活躍をお祈りし、
ここに、お集りの皆さんのご多幸と、
△△（会社名）の、ますますの発展を
祈念いたしまして、乾杯！

乾杯の挨拶、寿退社

〇〇さん。短い間でしたが、本当にお世話になりました。

今回、 〇〇さんが、結婚退職されると聞いて、
一番落ち込んでいるのは、営業のみなさんではないでしょうか。

〇〇さんの笑顔に、毎日、癒されていたはずです。

お別れするのは、本当に寂しいのですが、
おめでたい話なので、仕方がありませんね。

〇〇さんの、末永いお幸せを、
心よりお祈りいたしまして、
私たちからの送別の言葉とさせて頂きます。

それでは、〇〇さんのお幸せに！乾杯！！！

乾杯の挨拶、転職

〇〇くん。お世話になりました。
そして、お疲れさまでした。

正直、〇〇くんのような人材を失うことは、
当社にとって、かなりの痛手です。

しかし、〇〇くんの人生を考えたときに、
これは、彼にとって、必要なステップだと考え、
喜んで、拍手でお送りすることにしました。

新しい仕事に就かれましても、これまでの経験を生かし、
ご活躍されるものと期待しております。

〇〇くん、今までありがとうございました。乾杯！！

乾杯の挨拶、退職（健康上の理由、あるいは理由が不明の場合）

〇〇さん、お世話になりました。

どうか、これからも、
お身体に気をつけてご活躍下さい。

さっそくですが、乾杯の音頭を取らせていただきます。
みなさん、ご唱和をお願いします。

〇〇さんの、ご健勝とご活躍をお祈りしまして、乾杯！

例文を５つほど、考えてみました。

これからも、あいさつの機会がありそうだったら、
こんなものに頼るのもありかも？⬇

乾杯・献杯・締めのあいさつ―短くて心に響く! (すぐ使える! 心に残る! 話し方とマナー)

あいさつの文例だけではなく、
マナーについても、いろいろ学べます。

乾杯の挨拶で注意するポイント

挨拶をするうえで、いくつかのポイントがあります。

気づかれましたか？

退職の理由が、はっきりしている場合は、
乾杯の挨拶のなかで、将来に関して、
それとなく、触れています。

しかし、退職理由が、不明の場合や、
体調不良などの場合は、一切、触れていません。

転勤や異動のパターンでは、
「ご栄転おめでとうございます」と述べています。

基本、転勤は栄転と考えていいはず。

しかし、栄転とは言えない場合には、ここを
ねぎらいの言葉に、変えたほうがよいでしょう。

ねぎらいの言葉を述べるとき、
「お疲れさまでした」という言葉には、注意です。

目下の人が、目上の人に対して使うと
失礼になるケースがあるので注意しましょう。

「お疲れさまでした」よりも
「お世話になりました」のほうが良いかもしれません。

とくに、送る側が、主役（送られる側）よりも、
年齢や年次が、若い場合は、「お世話になりました」
のほうが、ふさわしいはずです。

通常のスピーチに比べて、乾杯の挨拶は短いです。

口下手さんでも、こんなポイントに注意すれば、
きっと、うまくいくはずです。