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乳がん検診は20代でも必要?アメリカではどうなの?

公開日: : 病気

最近、テレビでよくみる乳がんのニュース。
なんだか、すごく乳がんの女性が増えている印象なのだけど?

アメリカでは10月はピンクリボンの月間です。

10月には、街のあちこちで乳がんの撲滅キャンペーンが
行われて、募金に協力する企業や個人も少なくはありません。

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ピンクのTシャツを着て、マラソン大会やウォーキング大会が
行われたり、とにかくピンクの色が街にあふれます。

あちこちで、早期発見のために乳がん検診へいきましょう。
早くみつけたら、乳がんは怖くありません。

そんな声がテレビでも聞こえてきます。

いやでも、乳がんの検査に行かなきゃ!
そんな気になってしまいます。

私は20代だけど、乳がんの検査をしたほうがいいの?
そんな疑問をもつ若い女性もいるのでは?

私なりの答えになりますが、よければ参考にしてください。

乳がんにかかる女性はどれくらい?

2010年の国立がん研究センターの
データをみてみました。

生涯に乳がんを患う日本人女性は、
12人に1人だそうです。

ちなみに、アメリカの場合は8人に1人です。

ピンクリボン

日本で、2014年に、乳がんによって
死亡した女性の数は、13,240人です。

1980年は、4,141人でした。

つまり、ここ35年で、死亡者の数は
3倍以上に増えているのです。

この死亡数だけをみると、かなり恐ろしい病気だ。
そんな気分になりますよね。

年間約5万〜6万人が乳がんと診断されます。

しかし、他のがんに比べて、
乳がんは早期発見しやすいがんと言われています。

そのおかげでしょうか?

5年生存率について、
日本の数字をみると、87.3%。

がん全体だと、5年生存率は、64.3%です。

乳がんの生存率は比較的高いと言えそうです。

乳がん検診は何歳から?

乳がん検診は何歳から受けたほうが
いいのでしょうか?

日本の場合を調べてみました。

40才以上の女性は、2年に1回、検査すべき
というのが国の指針のようです。

検診の内容としては、

  • 問診
  • 視触診
  • 乳房X線検査(マンモグラフィ)

この3つになります。

マンモグラフィにプラスして
超音波検査の方法もあります。

そして、ここまでの検査でなにか疑わしい場合は
さらに詳しい検査になります。

これから先の検査で、乳がんかどうか?
正式な診断が下されます。

乳がんにかかる年齢で、
最も高いのが40代〜50代の女性です。

35才〜64才までの女性の死亡原因の
1位が乳がんです。

つまり、40才を前後にして、乳がんのリスクが
非常に高くなる。かかる人数の割合も増える。

そんな理由で、40才からの検診が勧められているのでは?

乳がん検診を受ける理由

じつは、私は乳がんの検診を35歳のときから
毎年受けています。

理由は2つあります。

  • アメリカでは35歳以上から毎年受ける女性が多い
  • 母親が乳がんになった

35歳当時は、アメリカに住んでいました。

そして、アメリカの場合は、日本のように
国の健康保険はありません。

私の加入している健康保険では、35歳以上だと
毎年1回、乳がん検診をほぼ無料で受けることができました。

そして、日本に比べて、検診を受ける女性が非常に多いのです。

これは、日本よりも乳がんにかかる女性が多いので
乳がんをより身近に感じる環境にあることが大きいです。

まわりをみると、乳がん検診を受けるのは当然!
そんな女性が多いので、その影響は大きかったです。

マンモグラフィ

そして、もうひとつの理由が、、、

こちらのほうが理由としては強いのですが、
母親が乳がんになったからです。

身内に乳がんの患者がいると、遺伝的な部分で
乳がんにかかる割合が高くなります。

乳がんは他のがんと違い、
40代〜50代が多く、年齢とともに率はさがる傾向があります。

私の場合は、母が乳がんになったのが70歳のときです。

この年齢だと、そこまで遺伝的なものは気にしなくても
大丈夫なはずだとお医者さんに言われました。

しかし、身内が30代や40代で発症した場合は
人一倍の注意が必要とのことです。

35才から、乳がん検診を受ける女性が多いことと
身内に乳がん患者がいるという理由で
毎年、検診を受けることが習慣化しています。

乳がん検診の目的は?

じつは、検診と検査と違うものだと知っていますか?

問診
視触診
乳房X線検査(マンモグラフィ)

これらは検診にあたります。
検診は健康なひとを対象に行うものです。

アメリカでは、このプロセスをスクリーニングと呼びます。
スクリーニングとは選り分けることです。

健康な人のなかから、がんの可能性が高いひとを
選り分ける。そのために検診があるのです。

マンモで何か見つかったから、=(イコール)
即、乳がんではありません。

もしかしたら、乳がんかもしれません。
なので、この先に、ちゃんと検査をしましょうね!

あくまでも、検診は早期発見を目的に行われるものなのです。

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アメリカで乳がんの検診を受けた後に
結果が手紙でやってきました。

そこには、乳がんの可能性はいまのところ
すごく少ないでしょう。毎年検診を受けましょう。

こんな感じで、微妙に歯切れが悪いというか?
白黒はっきりしない言い回しで結果が戻ってきました。

そして、少しでも異常を感じたら、
病院を受診するように最後に書かれていました。

そんな経緯からも、乳がんの検診は
あくまでも、スクリーニング(選り分け)でしかない。

乳がんの判定では決してないのです。

ここを誤解している女性も多いのでは?

乳がん検診は20代でも受けるべき?

早期発見すれば、そこまで怖がらずにいいのが
乳がんだと言えそうです。

それなのに、国の指針としては乳がん検診は40才以降からです。
アメリカでも35才以降からというのが大多数です。

どうして、20代のうちから検診を受けなくていいのでしょうか?

まず、ひとつは検診の方法です。

若い女性は乳腺が発達しているので、
マンモグラフィは適していません。

マンモ検診では乳腺も病変も白く映ってしまうので、
区別しにくいのです。

そして、マンモはX線の検査です。

放射線の被爆量はごく少ないですが、これから妊娠の
可能性があるひとや妊娠している人にとっては負担になります。

20代の人にとっては、不利益のほうが多いという
日本経済新聞の記事を発見しました。

乳がん検診、若い女性が受けた場合に不利益も

じつは、アメリカでもマンモグラフィは
乳がんを発見できない。

毎年検診しても、乳がんの予防にはならない。

そんな意見も見られます。

実際に、アメリカでは80%近い女性が
検診を受けているのに、乳がんの死亡率は変わっていない。

これでは、そんな検診の意味はまったくないのでは?
単に、肉体、精神的、金銭的に負担がかかっているだけではないのか?

そんな主張です。

乳がん検診の有効性については
いまのところ、まだ白黒はっきりついて
いるわけではないのが現状です。

乳がん検診より優先したいものがある

乳がんの検診を受けるべきか? 受けなくていいのか?
正直、どちらがいいいのか?正しいのかはわかりません。

私は検診を受けるほうを選んでいます。

ここで、私なりの意見をまとめたいと思います。

毎年、マンモグラフィやお医者さんの触診を
受けることにより、まずは精神的に安心できます。

私の場合は、母が乳がんになったので、
もしや?? という気持ちは常にあります。

マンモはもちろんですが、お医者さまに触診してもらうと
プロに診てもらっているという精神的な安堵を得られます。

しかし、検診より私が大事にしていることがひとつあります。

うちの母の場合は、高齢ということもあり、
乳がんの検診は定期的に受けていませんでした。

しかし、お風呂上がりに、胸のしこりに自分で
気づいたことが乳がんの早期発見へと繫がりました。

病院へいくと、お医者さんがびっくりするくらいの
すごく小さなしこりだったそうです。

そのおかげで、早く手術をすることができました。

その経緯を知っているので、最終的には
自分の体は自分で気をつけるしかない。

自分にしか、ささやかな変化はわからない。

そんな気持ちが根底にあります。

毎年、検診しているから大丈夫!
もしそう思っているのなら、ちょっと危険な気がします。

乳がんの検診はあくまでもスクリーニングなのです。

私がはじめて、受診したお医者さんは
女性で、おまけに妹さんが乳がんの経験者でした。

女医

そんなこともあり、すごく乳がんの早期発見に対して
情熱のある女医さんでした。

自分でできるセルフチェックの方法を教えて頂きました。

やはり、お医者様の立場でも、自分で小さな変化に気づく。
セルフチェックを欠かさない。

それが重要だと考えられていました。

女性が、その先10年で、浸潤型の乳がんになる可能性を
アメリカのサイトで見つけたので紹介しておきます。

20代:0.06% / 1732人に1人
30代:0.44% /  228人に1人
40代:1.45% /  69人に1人
50代:2.31% /  43人に1人

BREASTCANCER.ORGより

これは、アメリカでの数字になるので、
日本とは違います。

しかし、年齢における乳がんのリスクは
似たようなもののはずです。

20代の場合は、他の年代に比べて
乳がんにかかる率が少ないことがわかり、
少しは安心できたのでは?

間違えてほしくないのですが、これはあくまでも
年齢だけの統計です。

例えば、血縁者に乳がんがいる。卵巣がんがいる。
そんな場合などは、乳がんになるリスクは高まります。

他にも生活習慣、病歴、環境いろいろな
要素がからんで、乳がんにかかるリスクはかわります。

最後になりますが、
20代の若い女性に伝えたいのは、
毎年や定期的な検診よりも、
セルフチェックを大事にしてほしいと思います。

そして、何か異常をみつけたり、変化があった場合は
すぐにお医者さんにかかってほしいです。

何が変だと感じても、恥ずかしいから、、、
お医者さんに胸を見られるのがイヤ。
そんな理由で、病院へいくのを躊躇だけはしないでくださいね。

乳がんは自分で見つけることができる。
そんな可能性が高いがんなのです。

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