二日酔いで頭痛！薬は効くの？選び方はココに注意！

いやいや、ついつい飲みすぎちゃたよ！

おいしいお酒、楽しい宴も
いきすぎてしまうと、、、

その後で待っているのは、二日酔い！

二日酔いで、頭がキリキリ痛い！
いや〜、辛いですよね。

そんな二日酔いが原因の頭痛がおきたときに、

• どんな薬を選べばいいの？
• 注意するポイントは？

二日酔いで会社は休むわけにはいかない
サラリーマンのための情報をお届けします。

では、どうぞ！

二日酔いの頭痛の薬選びは？

頭痛と言えば、、、

薬局やドラッグストアで
売っている頭痛薬に頼る場合は多いはずです。

その場合、二日酔いの頭痛には、
どんな薬を飲めばいいのでしょうか？

頭痛薬といっても、種類はいろいろです。

まずは、自分に効果のある
頭痛薬を知っておくことが大切です。

二日酔いになって、あわてて薬を探すのは
やめて、事前に自分に合う頭痛薬を
決めておけば安心ですよ。

ここでは、市販薬を３つにわけて、
それぞれの、効果や特徴をみてみました。

薬選びの参考にしてみてください。

イブプロフェン

イブプロフェンは、もともと医薬品として
使われていました。

医療薬だった薬が、市販でも買えるようになったのです。

そういった経緯から、
特徴としては、強い鎮痛作用が期待できます。

さらに、抗炎症作用が強いのも特徴で、
他の成分よりも早く効くと言う人が多いようです。

特に、炎症をともなう痛みに有効と言われています。

アセトアミノフェン

アセトアミノフェンは子供にも大人にも使われる
代表的な解熱鎮痛剤です。

特徴としては、比較的マイルドな頭痛薬と言えるでしょう。

脳の神経興奮をゆるやかに抑制して、
鎮静してくれます。

しかし、抗炎症作用は殆どありません。

そして、副作用に関しても、アセトアミノフェンは
アスピリンよりもマイルドだと言われています。

胃腸障害を起こしにくく、安全性が高いのが特徴です。

アスピリン

アスピリンには、プロスタグランジンという物質が、
体内でつくられるのを抑制する働きがあります。

プロスタグランジンは、体の痛みを強める働きがあります。
そんな痛みを押さえてくれるのです。

そして、アスピリンには炎症を抑える鎮静作用もあります。

古くから使われているアスピリンですが、
血液が固まるのを防ぐ働きがあります。

出血しやすい人や、持病を持っている人は
服用の際に、お医者様の判断を聞きましょう。

大きな副作用として、胃腸障害が知られています。

大きく、３つに分けてみましたが、
混合型の頭痛薬もあります。

薬ですので、人によって、効果が違います。
自分は、どのタイプの頭痛薬が、最も効果があるのか？

日頃から意識して、自分に合う頭痛薬を探しておくと
いいかもしれません。

私の場合ですが、アセトアミノフェン系が
最も効果があるようです。

イブプロフェンは、胃にがつんときて
ちょっと苦手です。体質に合わないようです。

アスピリンは効果がすぐに消えてしまう。

そんな印象です。

こればかりは、体質で大きく違います。
試してみて、自分に合うものを見つけましょう。

二日酔いで薬を飲む時の注意点

覚えていてほしいのが、頭痛薬は
あくまでも、一時的な痛みを、
抑える薬だということです。

頭痛の原因を、取り除いて
くれるわけではありません。

そして、何よりも注意してほしいことがあります。

多くの頭痛薬では、
『服用前後では、飲酒しないでください』
との但し書きがあります。

アルコールが体にある状態で、
頭痛薬を飲むと危険なのです。

• 胃を刺激する
• 肝障害を起こす

などの薬の副作用が強くでるためです。

アルコールは分解されるのに５時間程度かかると
言われています。

飲み過ぎの場合は、それ以上時間がかかります。

二日酔いの朝に、お酒が残っている状態で
頭痛薬を飲用するのは、絶対よくありません。

体からアルコールが抜けてから
頭痛薬を飲むようにしましょう。

二日酔いで頭痛の原因は？

二日酔いで頭痛を撃退するために、
どうして頭痛が起こるのか？

頭痛の原因を探ってみましょう。

じつは、二日酔いで頭痛が起こる
原因は、まだはっきりとしていません。

いまのところ、３つの説が有力です。

アセトアルデヒド

頭痛が発生する原因がアセトアルデヒド
という成分と関係しているという説です。

お酒を飲んだときに、体内では
アルコールを分解して、代謝します。

アルコールを分解する過程で作られる
アセトアルデヒドが分解されずに、
体内に残ってしまう。

その結果、二日酔いや頭痛が起きてしまう。

アセトアルデヒドとは、毒性の強い成分です。

身近なところでは、排気ガスや
たばこの煙に含まれているのです。

通常だと、私たちの身体には、
アセトアルデヒドを分解する力がありますが、
お酒を飲み過ぎると、分解できる以上のアルコールが溜まり、
アセトアルデヒドが体内に残ってしまうのです。

ちなみに、カフェインには、アセトアルデヒドを
早く分解する作用があるようです。

二日酔いの朝に、緑茶などカフェイン入りの
飲み物を試してみるのもアリですね。

血管が拡張

アルコールには、血管を拡張させる働きがあります。

血管が拡張されると、その周りの神経を刺激して
その結果として、頭痛が起きてしまうのです。

このメカニズムは、下の記事の偏頭痛と同じです。

頭痛の原因は？こめかみがズキズキするのはなぜ？

血管の拡張を抑えるには、冷やすことが効果的です。

首から肩にかけて、冷やしてあげると
頭痛が楽になる場合が多いですよ。

カフェインには、血管を縮小させる作用があります。

片頭痛タイプの二日酔いには、
コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料が
頭痛を抑えてくれるかもしれません。

脱水症状

アルコールには、利尿作用があります。

体から水分を奪い取って、脱水症状を
引き起こしやすいのです。

ビールをガブ飲みすると、やたらトイレが
近くなりませんか？

ビールは、特に利尿作用が強いと言われています。

お酒は、水分だし、まさか脱水症状なんて
起こらないだろう！

そう思い込んでいても、じつは水分は
どんどん、体の外へと出てしまっている。

意外と多いケースなのです。

この場合は、大量の水分を補給することが大切です。

特に、スポーツドリンクがオススメです！

体への水分の吸収もはやく、含まれている糖分が
肝臓のアルコール分解に役立つのです。

カフェインには、アルコールと同様に
利尿作用があります。

脱水症状が原因の二日酔いには
コーヒーなどは避けたほうがよいでしょう。

アセトアルデヒドと血管が原因で、頭痛が起きる場合は、
コーヒーなどのカフェインが効果がありそうです。

しかし、脱水症状が原因の場合は、逆効果になりかねません。

そんなときは、コーヒーを少しだけ飲んでみて
横になり、30分〜１時間ほど、様子をみるといいです。

頭痛がひどくならず、和らいだならば
カフェインをとりましょう。

二日酔いの場合は、お酒が原因だと
言うことだけがはっきりしています。

根本的に頭痛を治すには、
アルコールを体から、出してしまうしかありません。