乳がんの検査は痛い？私の場合！費用はどれくらい？

乳がん検診を受けてみたいのだけど、
ちょっと不安。。。

特に、気になるのがどれくらい痛いか？

とにかく、痛い！という評判のマンモグラフィです。
実際は、どれくらい痛いのでしょう？

乳がんの検査はしてみたいけど、
そこが1番ひっかかります。

私は定期的にマンモを受けています。

そのおかげでしょうか。
こうすれば痛さが減るかも？
そんなポイントというかコツをみつけました。

そして、気になるのは費用ですよね。
いくらくらいかかるのか？

検査にかかる費用も調べてみました。

乳がん検診の流れ

乳がん検診の内容としては、

• 問診
• 視触診
• 乳房X線検査（マンモグラフィ）

通常はこの３つになります。

私は、アメリカと日本の両方で
乳がんの検査を受けたことがあります。

お医者さんと話をして、胸を見てもらい、触診があり、
そのあとにマンモグラフィを受ける。

この流れはまったく同じでした。

病気でもないのに、どうして話をするのか？
じつは、ここは重要なポイントです。

胸やその周辺に、最近何か変化はないのか？

これは、自分でしかわかりませんよね。
少しでも痛みや違和感などがある場合は、きちんと伝えるべきです。

そして、家族や姉妹に乳がんや女性系のがんに
かかったことがあるのか？

乳がんは遺伝的な要素で発症することが多いがんです。

家族の病歴を伝えることも重要です。

この2点を中心に話をして、お医者さんに
実際に触診してもらいます。

乳がん検診で気になるポイントのひとつが
この触診の部分ではないでしょうか？

私の場合は、はじめて触診してもらったのが
女医さんだったので、少しは気が楽でした。

触診のあいだは、布で前をおおってもらい、
なるべく不快な気持ちにならないように
しているんだなあー。と安心できました。

とくに、個人のクリニックなどは
女性の気持ちに配慮した気遣いがみられます。

総合病院になりますが、すごいおじいちゃんな
お医者さんにも触診してもらったことがあります。

やり方？触り方が違って、恥ずかしいというより
そちらのほうが気になりました。

おじいちゃん先生の場合は、胸を上下、左右に
すごい早さでこすっていくのです。

きっと触診のやりかたもお医者さまによって違うのでしょう。

とにかく、最初は恥ずかしい。イヤだ。気持ち悪い。

そんな気分だと思いますが、そこは一度経験してみると
正直なんとかなります。

相手はお医者さんだと割り切って考えるしかありません。

そして、最後はマンモグラフィです。

とにかく、『痛い』という評判のマンモです。
実際はどうでしょうか？

はい、正直痛いです。

そして、胸をこれでもかというくらいに
押されるので、もしや、このままつぶれて、
元の形に戻らないのでは？

それくらい変形します。

金属の板にはさまれて、プレス加工された
ように胸がぺったんこになります。

そして、いろいろな角度で何枚か写真を取ります。

たて、よこ、ななめ、、、

この角度によって、すごく痛い！まあまあ痛い！
なんとか我慢できる。痛さのレベルが変わってきます。

X線写真を取る間は、ずっと機械で、
押さえられたままの状態なので痛さが続きます。

これが、永遠に感じられます。

多分、実際は20〜30秒ほどだとは思うのですが、、
とにかく長く感じられるのです。

息を吸って！　吐いて！　止めて！

指示されますが、冷や汗がでます。
とにかく早く終わってほしい。

痛みから開放されたい。
この機械を緩めてほしい！

その一心です。

マンモグラフィは毎年経験しています。
なんとなく、これも慣れてきました。

一番最初のころに比べると、なんだか
痛さが減ってきているような気がします。

やはり、初めての経験だと不安な気持ちも
大きいので、余計に痛さを感じるのだと思います。

難しいとは思いますが、肩や腕の力を抜いて
リラックスするのが、痛さを少なくするコツだとわかりました。

なるべく、体に力を入れないようにしたほうが
痛さが少なくて済みます。

特に、肩のあたりや上腕部のあたりに
力が入っていると痛さが増すようです。

背中のほうに意識をむけて、肩甲骨のあたりの緊張を解く
感覚にすると、自然と肩や腕の力が抜けるみたいですよ。

そして、自分ではどうしようもない部分がひとつ。

技師の方の上手下手で、痛さが違うのです。

腕を置く位置を指示されるのですが、
そのポジションでも痛さが変わる気が？？

こればかりは、自分で選べないので、
上手い技師の人に当たるかどうか？祈るしかありません。

乳がん検診の費用は？

日本の場合は、40才以上の女性で2年に1回
これが、乳がん検診の指標とされています。

そのため、40才以上の女性の場合は、
市区町村での検診を無料、あるいは非常に安価な費用で、
2年に1度受診することができます。

しかし、地域によっては、実施していないところもあります。

実際にいくらくらいの自己負担になるのか？
いくつかの市をとりあげてみます。

横浜市： マンモグラフィと視触診の併用検診

40歳以上の女性
2年に1回（前年度に受診していない方が対象）
1,370円

福岡市：マンモグラフィと視触診の併用検診

満40歳~49歳の女性
1,300円　〜　1,500円

満50歳以上の女
1,000円　〜　1,200円

大阪市：超音波検査あるいはマンモグラフィ検査

30歳代女性（1年に1回）
超音波検査
1,000円

40歳以上の女性（2年に1回）
マンモグラフィ検査
1,500円

３つの市をみてみると、自己負担の金額は1,000円〜1,500円くらいですね。

大阪市の場合は、30代の女性向けに超音波での検査になりますが、
乳がん検診を実施しています。

しかし、多くの自治体は40才以上の女性が対象です。

そして、専業主婦で、だんなさまが企業に
お勤めの場合は会社の健康保険で、配偶者に
検診の補助がでる場合もあります。

こちらも念のためチェックしてみては？

40才未満で検診を受けたい場合は
残念ながら、100％自己負担での検診になります。
（2015年現在）

しかし、大阪市のような場合もあるので、
まずは、自分が住んでいる自治体の情報を
確認することをおススメします。

自己負担で乳がん検診を受ける場合は
自分の行きたい病院やクリニックを選べる長所があります。

あらかじめ、女性の検査技師や女医さんを
指定することもできるクリニックや病院もあります。

乳がん専門のクリニックで、視診、触診、マンモグラフィ
超音波などの検査を受けると、受診料を含めて、
約10,000円～20,000円くらいかかるようです。

ちなみに、私は人間ドックに、
オプションとして乳がん検診をつけました。

こんな形にすると、かなり割安になるはずです。
私の場合は、プラス5,000円ほどで済みました。

クリニックや病院だと、乳がんだけではなく、
婦人系のがん検診と一緒になっているプランが多いです。

やはり、単体の乳がん検診を受けるより、
パッケージにしたほうが割安感はあります。

そして、乳がん検診ではありませんが、
ガンの早期発見をサポートするサービスもあります。

自宅にいながら、ガンのリスク評価や
セカンドオピニオン、健康サポートのサービスを受けれるのです。

がん予防メディカルクラブ【まも～る】

そして、最後になりますが、大事なことをひとつ。

乳がんの検診はあくまでも、いま何も異常や
変異がない、健康な女性が受けるものです。

現在、すでに何かしら症状がある場合は
検診ではなくて、病院やクリニックを受診してください。

その場合は何科へ行けばいいの？

乳腺科　あるいは　乳腺外科　になります。

総合病院では、乳腺科のある病院が増えています。
個人のクリニックでも、乳腺専門のお医者さんがいる
ところがあります。

個人クリニックの場合は、女性医師による
女性専門外来を設けてある場合もあります。

恥ずかしくて、病院へいくのをためらってしまう場合、
女性のお医者さまに診て頂けるか？

事前に問い合わせて、受診すると不安は少なくなるはずです。