スタバで英語の注文?アメリカでのオーダーの盲点を解決!
アメリカ旅行中にスタバで一服したい。
ニューヨークのマンハッタンなどの都会では5分くらい歩くと、すぐにスタバのお店があって超便利です。歩き疲れた時の休憩はもちろん、トイレなども済ませられるので、旅行中に利用する機会も多いはずです。
ところで、アメリカのスタバで英語で注文できますか。
初めての英語でのオーダーだと、正直、ちょっと戸惑うのでは?
アメリカのスタバで注文の際に日本とは大きく違う点があるのです。
そんなこともご紹介しますので、英語での会話に自信がある方もぜひ読み進んでくださいね。
- スタバでの英語でオーダーの際の伝え方
- アメリカと日本のスタバのオーダーの際の違う点
- 英語でのオーダーの盲点はこれで解決
そんなことを簡単にご紹介したいと思います。
これで、安心して、旅行中はスタバでゆっくり休憩してくださいね。
英語での注文の仕方
真面目な人ほど陥る英語のワナ!
それが、ちゃんとした正しい英語を話そうとすること。
英語を真面目にコツコツ勉強した人ほど、オーダーの際にきちんとした正しい英語をしゃべろうとする気がします。
でもでも、よく考えてください?
日本のスタバで
「私はホットの本日のコーヒーを一つとカフェラテのアイスを2つ注文いたしたいと思います」こんな馬鹿丁寧な日本語で注文する人は少ないですよねー。
普通は「本日のコーヒーとカフェラテ2つ!」と注文するはずです。
まあ、これはちょっと極端な例になりましたが、英語での注文も似たようなもの。文章にする必要はないのです。
長々とした文章で相手に伝わらないよりも、単語でストレートに注文する方が正解なのです。
トールサイズのホットラテを一つ注文したい場合は
one(a), tall, hot, latte, please.(ワン トール ホット ラテ プリーズ)
数 + 大きさ + ホットかコールドか? + 飲み物の種類 最後にプリーズ
この順番でいえば、通じます。
プリーズは便利な言葉です。
この最後のプリーズでバリスタには言葉の丁寧さが伝わるのです。
日本語だと、飲み物の種類を伝えてから、数や大きさなどの詳細を伝えるので、英語のオーダーの場合、順番が日本語と違い、最初は慣れが必要かもしれませんね。
なんだか身も蓋もないなー。英語の練習もしたいし、文章での伝え方はないの?
そんな場合は
Can I have a tall hot latte, please.(キャナイ ハヴ ア トール ホット ラテ プリーズ)
頭に Can I をつけるだけで、とちゃんと英語の文章になります(笑)
あるいは
I will have a tall hot latte, please.(アイル ハヴァ トール ホット ラテ プリーズ)
こちらはホットのラテをいただきます。と言う感じでしょうか?
でも、もしも hot latte, please.とサイズを言い忘れても大丈夫。
きっと店員さんが What is the size? (サイズはどうする)と聞いてくれるはずです。
ホットかアイスの種類がある場合に言い忘れても、hot or ice ?(ホットかアイス、どちら?)と確認してくれます。
そして、ホットとトールの順番が逆でも通じます。
経験上、店員さんの英語も短くて、単語でのやりとりがスタバでは多いと思います。スタバに限りませんが、ファーストフード系はとにかくスピード命の短い文章が会話の中心なのです。
忙しいお店では特にスピード命となりますので、とにかく手短に伝えましょう。
注文する私たちだけではなく、バリスタさんも文章というより、単語の羅列が多いはずなので、むしろ、聞き取りに集中した方がオーダーはうまくいくはずです。
丁寧というよりも、手短に、必要なことをもれなく、そして、的確に伝えるのがコツかな?
そして、何よりもはっきりと大きな声で話すことがコツです。
発音に自信がないために、ボソボソと小さな声で伝えるのはダメ!
発音に自信がなくても、大きな声でリピートすると、相手もちゃんと聞き取ってくれるはずです。
注文が通ると、アメリカの場合、必ず、最後に聞かれることがあります。
ここがちょっと盲点なのです。日本のスタバとは違います。ここであたふたとすることも出てきます。
それについては後ほど、、、
スタバ英語でカスタマイズのオーダーは?
数 + 大きさ + ホット/コールドか?+ 飲み物の種類
オーダーでは、この順番が基本です。
スタバといえば、カスタマイズ。もちろんアメリカのスタバでもカスタマイズはオッケーです。
アメリカでもスタバのカスタマイズに挑戦したい!
そんな時のオーダーはどのようにすればいいの?
ここで、便利な単語は with(ウィズ)と extra(エクストラ)になります。
トールサイズのホットラテをミルク多めに注文したい場合は
one(a), tall, hot, latte, please.(ワン トール ホット ラテ プリーズ)
に with extra milk (ウィズ エクストラ ミルク)を付け加えます。
one(a), tall, hot, latte, with extra milk, please.
extra は多めにしたいときに便利な単語です。
ホイップクリームを多めに、、
with extra whipped cream (ウィズ エクストラ ホイップトクリーム)
量だけではなく、例えば、コーヒーの温度を熱めにして欲しい時にも便利です。
extra hot ( ウィズ エクストラ ホット)で熱めにしてもらえます。
そして、牛乳の代わりに豆乳などを使って欲しい時はどうしましょう?
その時もwithで解決です。
例えば、豆乳(soy milk)に変えてほしい場合は、こんな感じ。
Can I have a tall hot latte with soy milk, please.
(キャナイ ハヴ ア トール ホット ラテ ウィズ ソイミルク プリーズ)
ちなみに、ラテに限れば、
soy latte(豆乳ラテ)=ソイラテ
almond latte(アーモンドミルクラテ)=アーモンドラテ
などは、すでにメニューとして浸透しています。
なのでこのような言い方で通じます。
Can I have a tall hot soy latte, please.
(キャナイ ハヴ ア トール ホット ソイラテ プリーズ)
ちなみにアメリカは日本に比べて、牛乳の薄さや濃さにより、種類が細かく分かれています。
日本でいう、一般的な牛乳は、アメリカではWhole milk(ホールミルク) = 全乳となります。
ちなみに、アメリカのスタバの場合、牛乳を使うビバレッジには、2%のローファット牛乳を使用するそうですよ。日本と比べると、牛乳の味が薄く感じるかもしれません。
濃さが欲しい場合はホールミルクに変えてもらって、カスタマイズしちゃいましょう。
ここでも、with を使って伝えましょう。
Can I have a tall hot latte with whole milk, please.
(キャナイ ハヴ ア トール ホット ラテ ウィズ ホールミルク プリーズ)
参考までに、アメリカの牛乳の濃さはこんな感じ↓下になればなるほど濃くなります。
*Low fat milk(ローファットミルク) = 低脂肪 (脂肪率は1% 2%などがあります)
*Whole milk(ホールミルク) = 全乳(一般的な日本の牛乳に近いタイプ)
アメリカではせっかくなので、薄い牛乳の味を一度くらいは試してみては?
アメリカのスタバではこれを聞かれる!
さてさて、スタバでの英語の注文の基本もなんとなくわかったことだし、、
これで、大丈夫!
じつはアメリカのスタバで大きな違いがあります。
注文をした後に必ず聞かれることがあるのです。
それは、あなたの名前です。
and your name ?
What’s your name ?
Name, please ?
店員さんによって言い方は様々ですが、必ず名前が聞かれます。
はっきり聞き取れなくても、ネームという単語が聞こえたら、まずあなたの名前を聞かれていると思って間違いないはずです。
これは、オーダーが通り、注文の品を渡す際に、アメリカでは、名前で呼ばれるからです。
日本では、『ホットラテ、ご注文のお客様?』とか『58番でお待ちのお客様?』などと呼ばれることが普通ですよね。
アメリカの場合は、注文が準備できると、名前で呼ばれるのです。
これはスタバに限らず、ファーストフード系のお店では一般的となっています。
アメリカのスタバのオーダーは嘘も必要?
ふーん、名前を聞かれたら、自分の名前を伝えればいいんでしょう。
それが、どうして盲点になるの?そう思うかもしれませんよね。
アメリカでは日本人の名前だと、聞き取れない。綴りがわからない。
という2つの大きな問題があるのです。
バリスタさんが名前を聞いたら、その名前をカップにマジックで書きます。
その時にどんな綴りかわからないと、再度、聞かれるのです。
How do you spell your name ?
Your name, again ?
などと、あなたの名前に関して、尋問(笑)される羽目になるのです。
例えば、幸四郎(こうしろう)などの長い名前はまず聞き取ってもらえません。
なんども、こうしろー! コウシロウ ! 幸四郎!!!!と伝える羽目になります。
綴りを聞かれたら、
K・O・S・H・I・R・O
(ケイ・オー・エス・エイチ・アイ・アール・オー)と長々と説明する羽目になります。
そして、日本人の苦手な発音、、、RやLなどのアルファベットが自分の名前に入っていたら、聞き取ってもらえない悲劇も生まれます。
自分の名前を伝える簡単なことが、アメリカのスタバでは盲点となってしまうのです。
なんか、想像するだけでイヤになってきた。
なんだか、アメリカに入国するときの入管での尋問みたいじゃない?
そう思う人もでてくるかも?
そこで、簡単な解決法をここで提案しますね。
英語の名前を自分でつけちゃいましょう!
スタバでの名前は入管での事務手続きとは意味合いが違います。
嘘の名前だからと言って、問題になったり、逮捕されたりはありません。
スタバにとれば、飲み物がお客様に渡れば、正直、あなたの名前はどうだっていいのです。
発音が簡単で、綴りも短い名前をつけてしまいましょう!
KEN(ケン)Amy(エイミー)など、日本人でも簡単に発音できて、綴りを聞かれても、伝えやすい短い名前がオススメです。
ちなみに、アメリカではアルファベット2文字の名前も一般的です。
ラッパーでJZ(ジェイー・ジ(デ)ィー)なんて有名な方もいますよね。
それと同じく、KY(ケイ・ワイ)とか2文字のアルファベットを伝える方法もありです。
アメリカの名前に躊躇する方は自分の名前を短くして、2文字にしちゃうといいかも?
ただし、アルファベットでもL、R、Zなどの日本人に発音が難しい文字は外すのが鉄則です。
再び、尋問される羽目になってしまうので、、、
そして、自分で名付けた嘘の名前?を忘れないように、、、
飲み物を受け取る時に、『KY』、、、『KY』、、、『KY』!!!と店員さんに叫ばれても、まさか自分とは思わないことになるので、この点が注意ですね。
アメリカのスタバでは俳優にでもなった気持ちで、アメリカ人の名前を伝えてみるのがオススメです。
これも良き旅の思い出になると思いますよ!
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