台風で飛行機が欠航！キャンセル？振り替え？

せっかく楽しみにしていた旅行なのに
台風のせいで、飛行機が欠航してしまった。

がっかりですよね。

この場合、私の旅行はどうなるの？

飛行機が飛ばないと、予約はキャンセルされるの？
振替便に乗ることができるの？

どんな対応するのがベストなのでしょうか？
今日は、そんな疑問を解決いたします！

台風で欠航、ツアーの場合

まずは、ツアーで旅行する場合をみてみましょう。

乗る予定の飛行機が欠航した場合には、
ほとんどの場合は、ツアー自体が中止になると
考えてください。

もちろん、ツアーの代金は全額戻ってきます。

ツアーが中止になるかどうかは
主催する旅行会社の判断になります。

航空会社に連絡するまえに、まずは自分の手配した
旅行会社に連絡しましょう。

そこで、

1. ツアーが中止になるのか？
2. その場合は返金方法はどうなるのか？

確認してください。

基本として、あなたに決定権はありません。

ツアー会社の判断ではなく、あなたが
自分の判断で旅行を中止した場合ですが、、、

その場合は、キャンセル料が発生しますので、
注意してください。

じゃあ、旅行が始まった後で、復路が欠航した場合は？

行きは大丈夫だったけど、帰りに台風がぶつかって
しまった場合などですね。

このときは、代替便への振り替えになります。

これは、旅行会社により対応が違いますので、
まずは自分の手配した会社に連絡してみてください。

ガイドがついていない場合は、電話などで尋ねるしかありません。

ツアーガイドなしのツアーは、この振り替え手続きは
空港で自分自身で行うことがほとんどのようです。

空港のカウンターで直接交渉したほうが
早く飛行機に乗れる可能性が高いです。

たくさんの便が欠航すると、とにかく航空会社の
カウンターは人でごった返します。

代替便にのるには、とにかくスピードが命です。

カウンターにできるだけ、素早く行って、
代替便を確保することをオススメします。

もし、運が悪く、飛行機の代替便が
翌日になってしまい、宿泊が発生したら？

この場合は、自腹でホテル代金などを払うことになります。

天候が理由の場合は、航空会社は
責任を免責される場合がほとんどです。

台風などの天候が理由の場合は、
航空会社やツアー会社がコントロールできる
ことではありませんので、仕方ありません。

台風で欠航、個人旅行の場合

次は、飛行機の手配をすべて
自分で行った個人旅行の場合です。

選択は２つです。

1. 旅行自体を中止して、航空券をキャンセルして
   払い戻しを受ける。
2. 振り替え便を探して、旅行を予定通り進める。

台風が理由で、飛行機が欠航になったら
キャンセルしても、手数料はかかりません。

しかし、自分でキャンセルしない限り
自動的には払い戻しはされません。

キャンセルの手続きは行う必要があります。

航空会社によっては、インターネット上で
キャンセルの手続きができるところもあります。

それぞれの航空会社により対応が違いますので
HPなどで確認するといいでしょう。

旅行をなんとしてでも、続行したい場合は
振り替え便を探す方法もあります。

振り替え便を探す場合は、
ちょっとストレスが大きいかもしれません。

台風などの天候が理由の場合は、自分が
乗る予定の飛行機だけではなく、多数の飛行機が
欠航する場合が多いです。

たくさんのひとが予定の飛行機に乗れずに
替わりの便を探そうとします。

空港のカウンターにしても、航空会社の電話受付に
してもかなり待たされます。

飛行機の空路によっては、１日の就航数が限られます。

その日のうちに、目的地につけるかは
本当に運次第になると言えるでしょう。

大手の航空会社はエンドースという
他社への乗り換えができるサービスがあります。

これがあると、東京から福岡へANAで予約していても、
同じルートのJALに乗る事ができます。

ただし、エンドースは正規の航空券で
発券された場合に限られています。

まずは、自分のチケットがエンドース可能か
どうか確認してみましょう。

エンドースできると、他社便へ乗れて、
振り替えの選択肢は広がりますよね。

ここで、注意してほしいことが一つあります。

LCCと呼ばれる格安航空サービスの場合は、
他社への振り替えが一切ありません。

自社の航空機にしか乗れないので、
競争率はかなり厳しくなります。

大手の航空会社にしても、LCCにしても
格安チケットを購入した場合は
こんなときに、差がでてきますね。

どちらにせよ、台風が原因で飛行機が欠航したら、
かなりの便数に影響が及びます。

もし、可能ならば、旅行の日程を変更して
後日にスケジュールし直すことをオススメします。

飛行機の日程を変更する場合ですが、
台風が理由の場合は、差額が発生しても
自己負担なしで、日時を変える事ができます。

ただし、変更できる期日が決まっています。
例えば、JALの場合は出発日より、30日以内となっています。

払い戻しの場合も、期日があります。
例えば、JALの場合は出発日より、40日以内となっています。

払い戻しするにしても、出発日時を変更するにしても
期限があります。

これには、注意ですね。

例として、JALをあげましたが、航空会社により
規定は違います。きちんとHPで確認してくださいね。

台風で欠航、旅行が開始した後の場合

旅行が終わって、あとは帰りの飛行機に乗るばかり。
そんな時に、台風にあたってしまった。

そんな場合はどうしましょう？

正直に言いましょう。

空港へ早めにいくことをオススメします。

台風が理由の場合は、とにかく欠航の便数が
多く発生します。

あなたと同じように、帰り際に足止めを食らって
しまったひとは、とにかく次の便で帰りたいはずです。

まず、電話で振り替え便を予約しようと
思っても、電話がつながりません。

しかも、当日の振り替え便にのる場合は、
空港のカウンターのみで、受け付ける
パターンが多いのです。

早く帰路につきたい場合は
とにかく、空港のカウンターに早く並ぶ！！！

これが一番のコツです。

それにプラスして、天候不良で飛行機が欠航の場合は
予定時間ギリギリまで決定しないことが多いです。

もしかしたら、前の便は欠航でも
あなたの便は、飛ぶ可能性があることを、お忘れなく。

運悪く、その日のうちに飛行機の予約がとれない。

天候が理由で、飛行機が欠航する場合には、
かかる宿泊費や食費などは、すべて自己負担になります。

クレジットカードや保険により、
これらの負担をしてくれる場合があります。

航空便遅延費用補償というサービスです。

あなたの持っているクレジットカードは
こんな補償がついていますか？

念のため、旅行前に確認してみてはどうでしょうか？

最後に、台風で飛行機が欠航した場合の
ベストな対応をまとめてみました。

参考にどうぞ。

そうそう、言い忘れましたが
自分で旅行を手配した場合は、旅館やホテル、
レンタカーなども、自分で予約しているはずです。

こちらも、自分で連絡してキャンセルや変更の
手続きをお忘れなく！

残念ですが、キャンセル料が発生する場合が
ほとんどです。

天気を恨むしかありません。

キャンセル料などは、それぞれの宿泊施設などで
規定が違います。

台風シーズンに旅行をプランするならば、
天候が理由で、宿泊などの予約をキャンセルする場合に
どれくらいのキャンセル料が発生するのか？

これも念のために、事前に確認していたほうがいいですね。

レンタルカー会社、ホテル、宿も事情がわかっているので、
キャンセル料をとらないケースも多々あります。

落ち着いて、交渉してみるのも手です。