大人の手足口病の症状は？うつるの？

手足口病、知っていますよね。

子供がいる家庭では、この病気に
特に、気をつけているはずです。

乳幼児が夏場にかかりやすい
夏風邪のようなもの。
水疱瘡に近いのかな？

そんな印象が強くないですか？

しかし、手足口病は、大人にも
感染する病気なのです。

手足口病の症状とはどんなものか？
大人にもうつるの？
手足口病が大人にうつると、どんな症状がでるの？

手遅れになるまえに、ぜひ知っておきたい
手足口病の情報を、シェアしたいと思います。

手足口病の症状

まずは、手足口病の一般的な症状から
みていきましょう。

まさに字のごとく
手のひら、足の裏、口の中に
水をもったボツボツができます。

手足口病は、子供のあいだで感染しやすい
うえに、手足口病のウィルスは
湿気や高温に強い性質があります。

そんな理由で、暑くて、ムシムシする
夏場に、幼稚園や保育園で流行するのです。

季節としては夏、6〜8月には
気をつけたい病気です。

ボツボツのほかには発熱、下痢や
嘔吐などを伴う事もあります。

乳幼児に多くみられる病気で
90％以上は５才以下の子供がかかる病気です。

口の中にできた湿疹は破れると、痛みを伴い
食べ物や飲み物がしみます。

言葉がしゃべれない乳幼児の場合は
大人が、早めに病気に気づいてあげることが
大切ですね。

手足口病の原因と治療方法

そもそも、手足口病の原因は何でしょう？

手足口病はウィルス性の病気です。

鼻水や唾液などの分泌物、
便などの排泄物によって感染します。

ウィルスが、3−5日間くらい潜伏したのちに
病気が発症して、1週間から10日で自然治癒します。

残念ながら、手足口病に効くワクチンは、
いまのところありません。

治療法としては、対処療法になります。

例えば、熱が高い場合には、解熱剤。
かゆみが強い場合は、かゆみ止め。
などの治療ですね。

手足口病は比較的に、軽い症状のまま
治ることが多い病気です。

そんな理由もあり、自然治癒をまつのが
一般的な治療法になります。

手足口病を予防するには？

手足口病は感染症の病気です。

ウィルスと接触しないことが
一番の予防になります。

こどものおむつ換えのときに
感染した例も多く報告されています。

おむつ換えの後に、石けんで
必ず手を洗うなどの注意が必要ですね。

予防のためには
うがい、手洗いを徹底しましょう。

大人にも手足口病はうつるの？

90％以上が子供がかかる病気なので、
手足口病は大人にはうつらない。

そう思っている人もいそうですよね。

しかし、ウィルスの感染症である病気です。
当然、うつる可能性はあります。

しかし、大人はウィルスに対しての
抗体をもっている場合がほとんどです。

子供とくらべて、免疫力があるので
うつりにくいのです。

大人は、子供よりも
手足口病にはかかりにくいのは確かです。

それでも、大人が手足口病にかかるのはどうして？
どんなときに感染してしまうのでしょう。

ずばり、体の抵抗力が弱っているときです。

手足口病が流行るのは
夏場が多いと言いました。

暑い時期は、食欲が落ちたり
つかれがたまりやすかったりします。

そんなときは、気をつけましょう。

しっかりと食事をとったり、
睡眠などの休息をとり、抵抗力を蓄える
必要があります。

おとなが手足口病にかかるのは
体力、抵抗力がウィルスに対して
落ちている証拠とも言えそうですね。

大人の手足口病はこどもと何か違いが
あるのでしょうか？

水泡ができる。のどの痛みなどは
こどもと同様です。

しかし、大人の場合、のどの痛みや微熱から
はじまる場合があります。

はじめのうちは
風邪と症状が似ているので、夏風邪と
勘違いしてしまいます。

手足や口にポツポツが、できはじめて、
これは、風邪ではないな！
と気づくパターンです。

抵抗力がおちているので、体のだるさを
感じやすいのも大きな症状のひとつのようです。

悲しいことに
大人が羅病すると、こどもより
治癒に時間がかかることが多いようです。

普段からしっかり健康管理することが
大人の手足口病の一番の予防法ですね。