シャンパンでクリスマスをお祝い！タイプ別おすすめは？

クリスマス！

彼女や、奥様と
一緒に、お祝いしたい！

そんなときの、オススメはシャンパンです。

お酒が飲める女性ならば、
一緒に楽しめますよね。

1年に1回のイベントです。

この際、ちょっと贅沢してみてはどうでしょうか？

そして、テーマやストーリーのある
シャンパンならば、話題にもなり、
クリスマスが、さらに、盛り上がるのでは？

クリスマスにぴったりな
ロマンチックなシャンパンは？

彼女のタイプ別に、オススメの
シャンパンを考えてみました。

よければ、シャンパン選びの参考にどうぞ！

映画好きの彼女と盛り上がるお色気シャンパン

映画好きの彼女とは、ビデオをみながら、
シャンパンで盛り上がるのは、どうでしょうか？

オススメのシャンパンは、ボランジェ（Bollinger）です。

ボランジェは、ジェームズ・ボンドが愛飲するシャンパン。
『007 ゴールデンアイ』から、よく登場しています。

ボンドと言えば、女ったらしのスパイですよね。

当然、女性を口説く、アイテムとして
シャンパンが、映画のなかで使われます。

『カジノロワイヤル』では、敵の奥様をホテルに誘い、
（言っておきますが、これは任務のためですよ！）
そして、ルームサービスでシャンパンを注文します。

「冷えたボランジェのグランダネを！
それと、キャビア・ベルーガを」

グランダネは、ぶどうの当たり年だけに
作られる高級品です。

年によって値段は変わりますが、
グランダネは、1万5千円以上します。

ちょっと、高すぎ！　安心してください。
『ボランジェ・スペシャル・キュベ』は
5千円程度で買えます。

ジェームズ・ボンドが好む銘柄ということで、
男性的な味わいを楽しめるシャンパンです。

小さなトレビアですが、
第一作の『007 ドクター・ノオ 』 では、ドン・ペリニヨン、
第二作 『007 ロシアより愛をこめて 』では、テタンジェ

ジェームスボンドのシャンペンの好みにも、変化があるようですね。

ボンドだけではなく、ボランジェは、
イギリス人好みなのでしょうか？

1884年以来、英国王室御用達のシャンパンとなっています。

そんな話をしながら、映画をみると
かなり、盛り上がるはずです。

ミーハーな彼女と盛り上がるセレブシャンパン

ジェイ・Z、知っていますよね？
ヒップ・ホップ・ミュージックの大御所です。

ビヨンセの旦那サマとしても有名です。

彼のお気に入りは、「アルマン・ド・ブリニャック」
（Armand de Brignac)

アルマン・ド・ブリニャック
覚えにくい名前のせいか、エース・オブ・スペードと
呼ばれています。

キラキラとド派手なボトルには、
スペードのエースのロゴが、輝いているのです。

日本では、あまり知られていない、シャンパンですが、
アメリカでは超有名！　

とくに、セレブやミュージシャンに好まれています。

オスカー賞、ゴールデングローブ賞の受賞者への
ギフトとしても採用されています。

MLBのワールド・シリーズでヤンキースが、
優勝したときに、松井をはじめ選手たちが、
シャンパン・シャワーをしました。

このときにも、このシャンパンが使われています。

他にも、ビヨンセのコンサートで、会場で、招待客に
振舞われたり、トム・クルーズやウィルスミスなどが
ロサンゼルスで主催した、デビットベッカムの
ウェルカム・パーティで、乾杯に使われています。

アメリカのセレブに大人気が、エース・オブ・スペード！！！
派手なボトルのデザインが、アメリカ人好みのようです。

2007年から販売を開始した、新しいシャンパンですが、
これまで生産したものは、すべて売り切れています。

しかし、外見だけではありません。

１本１本手づくりでつくられている特別感！
当然、製造できる数量も、限られています。

残念ながら、お値段もセレブ級です。
安いものでも、3〜4万円します。

しかし、値段の移り変わりを見ていると、
年々、値上がりしているようです。

2014年ものは、6万円の値段がついています。

3〜4万円を高いとみるか？
来年になると、この値段では飲めない！と思うか？

あなた次第です。

一生に一度、セレブ気分を味わいたい！
そんなときに、ぴったりのシャンパンです。

ちなみに、2014年に、ジェイ・Zは、
アルマン・ド・ブリニャックを買収しています。

いまでは、エース・オブ・スペードのオーナーなのです。

ここで、彼とシャンパンに関わるゴシップをひとつ。

もともと、彼は、高級シャンパンのルイ・ロデレール社の
クリスタルが、お気に入りでした。

彼が歌う歌詞のなかにも、クリスタルという固有名詞を
だすほどの、お気に入りだったのです。

彼にならって、黒人を中心としたラッパーたちは
クリスタルを、好んで、飲んでいました。

ところが、クリスタルの役員が、ラッパーたちに
自分たちの作るシャンパーニュの味がわかるのか？

と、揶揄したのです。

それに、猛然と反発したジェイ・Z　！

2006年から、クリスタルをボイコットしました。

歌詞からもクリスタルの名前は消えて、
クリスタルに反発する、歌詞に変えたりしています。

クリスタルに代わって、登場したのが、
エース・オブ・スペードだったのです。

エース・オブ・スペードのほうから、
彼にアプローチをしたわけではないそうです。

プライベートで、南仏を旅行していたとき、
飲んだことがきっかけで、お気に入りになったそうです。

もし、クリスタルとジェイ・Zが喧嘩していなかったら？

アルマン・ド・ブリニャックはここまで
有名にならなかったかもしれませんね。

正統派ならば、日本と縁のあるシャンパン

シャンパン好きのひとに、どの銘柄が一番好きか？

そんな質問で、1位、あるいは、2位にはいるのが
クリュッグ（Krug）ではないでしょうか？

その歴史は古く、1843年に創立されています。
19世紀の後半には、すでに高級シャンパンとしての
地位を獲得しています。

エース・オブ・スペードの真反対の
ポジションにいるのが、クリュッグです。

歴史やブランドを重んじるタイプには
絶対ウケのよい、シャンパンです。

その複雑な味わいは、『交響曲』と呼ばれます。

クリュッグの中で、1番ベーシックな
シャンパンが、グランド・キュヴェです。

ちなみに、お値段のほうは、
グランド・キュヴェで、1万5千円くらいです。

品質の良いブドウが、収穫できた年のみ作られるのが
ビンテージとよばれるのに対して、

年数が、表示されないシャンパンは、通常、
ノン・ビンテージと呼ばれます。

しかし、クリュッグの場合は、グランド・キュヴェを
ノン・ビンテージと呼ばずに、マルチ・ビンテージと呼んでいます。

なんだか、そのこだわりが、『モノ作り日本』に
通じるところを、感じませんか？

クリュッグの６代目の当主は、90年代に、
日本に、２年間滞在しました。

やはり、同じような心意気を感じたのでしょうか？

新潟の燕市にある、玉川堂（ぎょくせんどう）の
「鎚起銅器」（ついきどうき）という、伝統技術に
惚れ込んでしまいました。

1枚の銅板を叩き起こして、銅器を製作する技術です。

玉川堂は、この技術を伝承して、200年の
歴史をもつ、老舗の会社です。

無形文化財としても、認定されています。

日本の伝統工芸の老舗と、フランスの老舗企業が
手を組んで、オリジナル・ワイン・クーラーが
誕生しました。

なんだか、国は違っても、心意気や志の方向が
同じだと、嬉しくなりますよね。

シャンパンの味だけではなく、その伝統を味わう。
クリュッグがぴったりです。

さて、ここまでで、３つのシャンパンを紹介しました。

シャンパンの背景やストーリーをさぐると、
これだけでも、こんなにたくさんのものが、見つかりました。

その背景を知ると、さらに楽しめそうではありませんか？

それでは、楽しいクリスマスを！